よんばば つれづれ

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続きもオチもありませんが・・・

昨日のラジオの生放送出演の話は、続きもオチもなくあれでおしまいのつもりだったのだけれど、尻切れトンボのような私の文章のせいで、セネシオさん(id:cenecio)に期待を抱かせてしまったため、いささか続きを書こうと思います。

 

私たちが出演させてもらったのは、FM豊橋金曜午後の「ここなっつふらいでぇ」という番組中の「東北の風」というコーナーで、正味20分間ほどでした。あくまでも中心は”言い出しっぺ”であり、私は仕事で参加できない若手のピンチヒッターで「にぎやかし」という気分だったからか、まったく緊張もドキドキもありませんでした。

 

私が口をはさんだのは、収益の半分を寄付する「3.11甲状腺がん子ども基金」のところ。この地域には、夏休みの福島の子供たちを受け入れる保養活動を行っているボランティアグループがあり、Peace展のメンバーの中にその活動にもかかわっている人が何人かいたことから、当初はその団体にPeace展の収益の一部と会場での募金を寄付したこと。その活動が終了してしまったので、昨年からはこのがん基金のほうに寄付するようになったことを話しました。

 

それから、アート展ではチャリティー販売の作品展とワークショップのほかに、この夏にメンバーが取り組んだ原発アンケートの結果も発表することを話しました。1200人の一般の方々の原発に対する四択のアンケート結果と、地元選出議員(国・県・市)にはその選択肢を選んだ理由を記述式で書いてもらい、その回答も掲示することを話しました。

 

私はふだん何気なく話しているときでも、自分が尊敬する相手には自然に敬語が出てしまうほうなのですが、この議員アンケートの話をしている時、まるで敬語を使わないで話してしまっていました。もちろん個々には尊敬すべき活動をしている議員さんもいらっしゃいますが、一般名詞としての「議員」という概念には、一片の敬意も持ち合わせていないらしいということに改めて気付かされ自分でもいささか驚いたのですが、おそらくこの6、7年でいっそう信頼度が下がってしまったのではないかと思われます。

 

 

録音したものを聞きなおしたら、ああ、こんなこと言って・・・とか、こんな言葉遣いをして・・・と、「ダメ出し」したいことばかりでしょうが、幸か不幸か生放送だったので、開き直りと知らぬが仏の心境です。

 

いただいたコメントへの返事にも書いたのですが、怠け者で自分からは動こうとしない私が、この年齢でこうした新しい体験ができることに感謝したいと思います。行動的でもなんでもなく、ただお鉢が回ってくるから、回ってくれば逃げずに受けてしまうから、やむを得ずすることになることばかりですが、やはり回していただけること、できばえ云々はともかく、その与えられた役目を、健康面を含めなんとか果たせることに感謝したいと思います。

 

 

・・・と、ここまで書いたところでアート展の搬入作業の為出かけ、大勢の仲間たちの協力で無事展示を終え、帰宅して夕食を取り、やっとほっとしています。大勢の方が来てくださって、たくさんの売り上げや募金で、「3.11甲状腺がん子ども基金」にいっぱい寄付できるように祈りたいと思います。

 

 

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搬入風景

 

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私の担当した「原発アンケート結果」

 

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