よんばば つれづれ

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文化祭気分で掲示物作りと、読書の秋

春から準備してきたチャリティーアート展も、いよいよ今週末は搬入日だ。今まで「豊橋スタンディング」で何回かPeace展をしてきたけれど、今回は初めて販売を目的としたアート展で、しかもその開催中に8種類ものワークショップをするという、初めてづくしの催しで、企画が具体的になればなるほど次々と問題点が出てきて、さすがのアイデアマンで行動派の”言い出しっぺ”も、「大変なことを始めちゃったなあ・・・」と時々青くなりながらの活動となった。

 

地元選出の議員に行った記述式の原発アンケートと、一般の人を対象に行った「〇、×、△、?」の四択のアンケートの結果も会場に掲示するため、担当になっている私は今日その掲示物を作った。与えられたギャラリーの壁のスペースが120センチということで、ちょうどそのサイズのラッピングペーパーを見つけ、模造紙を考えていたのだがかえって真っ白よりいいかもしれないと計画を変更。なんだか昔々の文化祭準備みたいだなあなどと思いながら、マジックで文字を書き込んだ。

 

7月には原発アンケートの宣伝を主目的に新聞社を訪問して記事を掲載してもらい、開催が近づいたら再度訪問するので、次はアート展の集客目的の記事を書いてくださるよう頼んでおいた。約束通り地元新聞社を再訪し、チャリティーアート展とワークショップ中心の記事を先週掲載してもらうことが出来た。

 

こうした中でも、読書の秋だからというのでもないだろうが読書も結構進んでいて、この一週間で3冊読了した。そのうちsmokyさん(id:beatle001)にご紹介いただいた『横道世之介』は、正・続編ともに400ページ以上ある作品だ。

 

続編があるとは知らずにこの本をリクエストしたら中央図書館から両方届いたそうで、市民館の方に「どうしますか」と聞かれ、その日すでに2冊借りていて、リクエスト本を合わせると5冊になってしまったが、読めなければ延長すれば良いのだしと思い、続編も借りてきた。

 

面白くて読みふけってしまったので、やはり続編も借りて一気に読めてよかった。あと1冊読了した『フクシノヒト』も、日本の貧しい福祉行政の現場を舞台にした作品だが、暗いテーマを扱いながら気分が重くなるような筆致でなく、登場人物も魅力的でとても良い作品だった。

 

秋の花も紅葉も遅い今年の秋だけれど、朝晩の秋の気配とともに、我が家には文化祭と読書の秋が訪れている。

 

 

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いつも利用する市民館の窓。水仙の花で分かるように、別の季節に撮ったもの。

この時は切り絵だけれど、四季折々、素敵な手作り作品で飾られている。