よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

今日はカミングアウトデー

今日10月11日はカミングアウトデー、自身の性的指向性自認をカミングアウトしたレズビアン、ゲイ、バイセクシャルトランスジェンダーの人々を祝い、人々の認識向上を目的とした記念日なのだそうだ。たまたまつけたテレビで、このLGBTの人たちが、いま家族(子供)を持とうとし始めていることを取り上げていた。

 

LGBTの人は11人に1人くらいの割合でいて、日本ではそのうち6割の人が告白できずにいて、法的整備も進まず、LGBTの人々にとってまだまだ暮らしにくい国のようだ。その原因は、強固な異性愛者が多いというより無関心な人が多いためだと、彼らの支援をしている弁護士の方が言っていた。こんなところまで、なんと日本的なことか。

 

番組では、日本人とスウェーデン人のゲイカップルが、同性婚の認められているスウェーデンで結婚し、男の子を育てているようすを紹介していた。どちらの男親にも親権が認められているそうだ。

 

もう一組紹介された日本のレズビアンカップルは、子供が欲しいが婚姻が法的に認められていないため不妊治療を受けることが出来ず、理解のある異性の友人に精子を提供してもらい、自分で体内に注入することに取り組んでいた。

 

このような努力をして親になったとしても、血のつながった親の方が先に亡くなった場合、親権もなく何の法的つながりもないため、残されたもう一人の親と子は、法律上は他人同士ということになってしまうという。

 

日本ではまだ同性愛が正しく理解されていず、本人が好きで選び取っていると思っている人が多いのも、無関心だったり自己責任だと考えたりする一因になっているそうだ。正しく知り、自分とは立場の違う人、とりわけ少数者や弱い立場の人に寄り添って考えることが知性であり、そうした人の多いのが先進国と呼ばれる国だと思う。

 

やっぱりこの国は、ずっと先進国であったことはないのかもしれない。

 

 

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              (写真はLetibee Lifeさんのサイトからお借りしました)