よんばば つれづれ

現在はこちらで書いてます https://hikikomoriobaba.hatenadiary.com/

2年ぶりのファミリーサポート

確か去年の8月頃もファミリーサポートの依頼が来た。股関節が痛んでいたが、マッサージに通って治す(治るつもりでいた)つもりで依頼を受けた。ところが、だんだんその日が近づいてきてもまるで痛みは改善せず、申し訳なかったがお断りの電話を入れた。その後、年が改まったあたりにも依頼があったが、手術後2、3か月でまだ体に自信がなく、やはりお断りした。

 

今までにも何回か書いているが、ファミリーサポートとは:

yonnbaba.hatenablog.com

 

そして今回、身体の調子が良ければ・・・と打診があり、やっとお引き受けすることができた。調べてみたら、2017年の8月が最後だったので、ちょうど2年ぶりだった。

yonnbaba.hatenablog.com

 

スタッフの方が手術後の体に負担のないように配慮してくださった(赤ちゃん組はママと離れたとたん泣きじゃくって、ずっと抱っことかおんぶになることもある)のか、大きい子たち(2歳以上児)の担当だった。最終日ながらもまだ夏休み中とあって、小学生の子も3人ほど含んでの20人の予定だった。

 

ふたを開けてみると、2歳未満時のほうで泣く子が続出したらしく、大きい子の組に兄弟のいる子が、少しは気がまぎれるのではないかと連れてこられ、結局22人になった。お兄ちゃんやお姉ちゃんがいても、いったん大泣きを始めてしまった子は簡単には泣き止まない。それでもひとしきり泣いた後は、やはり兄弟の顔が見えるのが安心感につながるのか、なんとか遊びだす。

 

やっとあちこちの大泣きが収まった頃、今度は私のそばでそれまで機嫌よく遊んでいた2歳5か月の女の子が、「ママー、ママー」と大泣きを始めてしまった。抱っこして背中をとんとんしてあやしていると、しばらくは泣きじゃくっていたがやがてヒクヒクというしゃくりあげに変わり、そのうち静かになり、やがて私の肩にピトッと頭をつけて眠ってしまった。

 

ああ、この感触!やわらかであまやかなおさなごの重み。こちらに自分の体を任せきってくるその疑いを知らぬ存在に、骨の髄までトロトロになりそうな快感を覚える。ずっと抱っこしていたいくらいだったが、ほかの方たちが心配してくださるので、途中からベッドに寝かせた。幸い目覚める様子はみじんもなく、そのまま1時間ほどお昼寝し、目が覚めた時はちょうどおやつの時だった。

 

 

1年に何回声がかかるかという程度しか依頼がないのに、去年は股関節が悪くなる前にも体調不良で一度お断りした。そろそろもうファミリーサポートの援助会員は辞めた方がいいのだろうかと思ったりもしたが、やっぱりこうして小さな子と関わると楽しいし、せっかく手術で足も回復したのだから、もう少し登録しておこうかなという気になる。今日のメンバーの顔ぶれを見ても、明らかに私より先輩と思われる方がまだたくさんいらした。健康に注意して、いましばらく楽しませてもらうことにしよう。

 

 

f:id:yonnbaba:20190831204040j:plain

嵐の前の静けさ!の保育室。