よんばば つれづれ

現在はこちらで書いてます https://hikikomoriobaba.hatenadiary.com/

三か月ぶりの病院とタクシー乗務員との世間話

去年11月に退院後一か月で受診した。その時に予約した、さらに三か月後の検診日で、今日は浜松に出かけた。11時の予約になっているが、その前にレントゲンを撮るため30分前に到着するようにとの指示だ。それよりはるかに早く、10時頃には到着した。

 

ところが月曜日ということも災いしたのか今日はレントゲン科が大変な混みようで、壁の表示では71分待ち。これまであまり長く待たされたという印象のない病院だったので、きっと表示よりは短縮されるだろうと楽観していた。けれども、表示は非常に正確だった。

 

レントゲンを撮り終わって整形外科の外来に到着した時には、予約時刻を40分ほど過ぎていた。けれども受診の結果は順調で、もう人工関節が簡単に外れる心配もない状態だということで安心した。

 

まだ屈んだりする時に思うようにならないのだが、心配はないので、柔軟運動などすれば元のようになるでしょうとのことだった。いままではストレッチや筋トレをするにも脱臼が心配でおっかなびっくりの状態だったけれど、先生にこう仰っていただけば安心だ。次は手術後一年の10月で良いとのこと。

 

浜松駅から病院までタクシーに乗ったのだけれど、運転手さんが話好きの方だったようで、「今日は暖かいですねェ」に始まって、目的地に到着するまで切れ目なく会話しているうちに、あっという間に到着してしまった。

 

気候の挨拶のあとは、沖縄の住民投票の話が始まり、反対があれだけたくさんあっても政府は無視だそうですねという話が続き、国は横暴すぎますよねと私。浜松も自衛隊の基地があるから、そのうちオスプレイが飛ぶようになるかもしれないと言う。私は当たり障りのない会話は苦手なので、タクシーに乗っても自分からはあまり話さないが、こういう意見の運転手さんだったので、すっかり話が弾んでしまった(ちなみに帰りのタクシーは会話ゼロ)。

 

政治家は権力を握った者の二世三世ばかりで、庶民が税金を納める苦労など分からないから、自分たちでいいように使って年金も目減りさせて、支給開始はドンドン遅らせ死ぬまで働けと言う。そうしている間に死んだら、まるきり納め損だ。解約して戻してもらうこともできないのに・・・と、政治への不満はとどまるところを知らないという雰囲気だった。

 

それなのにみんな文句も言わず、投票にも行かない人が多くて、日本人はおとなしいですねえと嘆息される。安心して暮らせない不安や不満を、上の人にぶつけるのでなく、より弱い立場の人を攻撃することで解消しようとする、今の事件の大半はそういうことから起きてるんですよね・・・と私が言ったところで病院玄関に到着した。

 

あの運転手さん、乗せるお客さんみんなに今日のような話を向けてほしいものだ。現政権支持らしい意見の客だったら、論調は変わるのかも知れないが、とにかくなるべく多くの人に、庶民の日々の暮らしが政治と直結していること、沖縄に対する横暴は、明日は自分の住む地域への横暴に変わる危険性を持っていることに気付いてほしい。

 

 

f:id:yonnbaba:20190225164953j:plain

診察が終わるとちょうどお昼だったので、院内カフェ「タリーズ」の奥にあるレストラン「シーダイナー」で昼食をとった。入院中も気になっていたのだが、利用する機会がなかった。このところ無性に食べたいと思っていた生姜焼き定食があったので、決められない私にしては珍しく即決。

 

f:id:yonnbaba:20190225165531p:plain

浜松聖隷病院のサイトから