よんばば つれづれ

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不本意ながら大ごとに・・・

そろそろ8月も終わり。9月になれば日本語教室や国際協力コスモス会の活動が始まる。コスモス会のほうは私が休んでも大して影響はないと思うけれど、日本語教室は、私の手伝っている初級グループのもともとの担当者が、お嬢さんのお産の手伝いに仙台に行かれて11月まで不在になる。そのあいだを私が埋めるはずだったのに、間の悪いことにちょうど私の今回の不調が重なってしまった。

 

会場である施設まで歩いて15分弱。普段はちょうど良い散歩という距離なのだが、今は到底歩けない。タクシーで行こうという考えもあったが、このところほとんど家の中ばかりで、たまに所用で普段なら5分もかからないところに出かけても、ほんの少し歩いただけで立ちどまって休憩せずにいられないような状態で、家に帰りつくと心身ともにヘトヘトになっている。

 

そんなことで気弱になり、日本語スタッフのラインで、もし人員の都合がつけば9月から手術を終えて普段の生活に戻るまで休みたい旨を連絡した。そうしたら続々とラインにコメントが入り、電話がかかり、すっかり皆さんに心配をおかけしてしまった。もちろんそうなることは予測できたことで、できれば避けたかったのだけれど、どっちみち入院することになれば分かってしまうことだし、庭の水やりすらつらい今の状況では、やはり早々に責任から解放されることを選んでしまった。

 

水やりどころではない、庭は草ぼうぼうだ。窓から覗くと、せっかく昨秋の伐採から復活したツルハナナスも、今は茂った草に覆われてしまっている。春にその芽を見つけたときは嬉しくて、草の勢いに負けてしまわないよう、何度もその周囲の草を抜いていたのだけれど、この半月ほどはそれもならず、これで草に負けてしまえば、それだけの生命力だったのだと思うほかない。ライラックも二か所で復活していたのが、どうも片方は枯れてしまったようだ。残った1本がなんとか育ってくれるといいのだけれど。

 

8月下旬と9月上旬にファミリーサポートの依頼も入っていて、受けたときには股関節症などとはつゆ知らず、その頃までには当然痛みも治っているだろうと思っていた。けれども痛みはひどくなるばかりだし、診断もおりたことで、ファミサポにもお断りを入れた。これで日本語教室とコスモス会を休むと、スケジュール表は大分空欄が増え、残るは民生委員と老人会の仕事のみだ。これは会議の場所がごく近くなので、入院までなんとかできる限り頑張ろうと思う。

 

経年劣化の病であり、特別心配な難しい病気でもないのだから、あまり大ごとにしたくなかったけれど、びっこを引いて歩くので近隣の人には一目瞭然であり、またボランティアの活動も休まざるを得ないとなれば、当然関係する人々に知らせないわけにもいかず、不本意ながら多くの方にご心配をおかけすることになってしまった。

 

インターネットが使えれば、ネットスーパーでたちどころに欲しいものは届くし、読書も、紙の本を諦めれば蔵書を増やす心配もなく、自由に様々なものが楽しめ、動画を楽しむこともできる。最低限、生活の必需品は手に入り、時間つぶしもできるけれど、歩けないということは本当にQOLを直撃する。知識としてはもちろん知っていた。だからこそ退職後ウオーキングに励んだり、なるべく車を使わず歩くようにしていたのだけれど、こうして実際に歩けなくなってみて、しみじみそれを実感している。

 

皆様も、どうぞくれぐれもおみあしをお大切に・・・。

 

 

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過日紹介した「わかやまポンチ」をグラスに盛って。家の中ばかりなので、太ってしまうことと筋力の低下に気を付けなくては・・・。