よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

吹奏楽に浸った週末

先週末は信州に出かけた。部活の吹奏楽に夢中で、ゴールデンウイークも合宿に参加で親たちと別行動だった孫の、定期演奏会を聴くためだ。今年は息子の連れ合いの両親も加わることになったため、息子たちの家ではなく、息子たちがとってくれた松本駅近くのホテルに宿泊することになった。

 

豊橋をたって11時前に松本に着き、息子たちと一緒に昼食をとり、会場のキッセイ文化ホールに行く。あちらのご両親は車ですでに到着して列の前のほうに並んでいて、開場とともにすぐ入って席をとってくださった。

 

孫の高校は吹奏楽部の指導では定評のある顧問の先生がいらしたのだが、この春の異動で新しく若い女性の先生になった。今年度のコンクールの成績がどうなるかは分からないけれど、子供たちは相変わらず熱心な活動を続けているようだ。

 

定期演奏会では、例年第二部にゲスト演奏者を招いての構成になっているようなのだが、今年はそのゲストが米米CLUBのメンバーもしているサックス奏者だった。さすがにエンターテインメントの世界で活躍なさっている方らしく、素人の高校生たちをのせたうえに、聴衆までうまく巻き込みながら、楽しく聴かせてくれた。客席まで下りてきて演奏するサービスぶりで、ちょうど私たちの前が通路だったため、すぐ目の前でプロのサックスの音を聴くことができた。

 

夜はあちらの両親の泊まる日本旅館で、みんなで会食。でも、肝心な孫は仲間たちと打ち上げのためおらず、大人たちだけだったが、見て美しく食べておいしい食事とお酒をゆっくり楽しんだ。

 

なんと翌日の日曜日も孫たちの吹奏楽部はコンサートの予定が入っていたため、昼過ぎまでは息子たちと松本の町の雰囲気の良い喫茶店でおしゃべりしたり、ランチをとったりして過ごし、午後から再び音楽を楽しんだ。

 

こちらの演奏会は、地元の団体が主催がする「水無月コンサート」というもので、会場が大正ロマンあふれる旧松本高等学校の講堂という贅沢なものだ。

 

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講堂の外観。建物も素敵だが、周囲のヒマラヤ杉の風格も素晴らしい。

 

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杉の木の巨大さが撮れたかな・・・。

 

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コンサートがすべて終了したところで、急いでスマホの電源を入れて講堂の中を撮影。写真がぼけていてあまり分からないけれど、シャンデリアなどの内装も素晴らしい。惜しむらくは、古い建物であまり広さがないため観客があふれてしまっているのと、空調設備がないので内部は信州といえども熱気むんむんで、演奏した子供たちは汗だくだったようだ。

 

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こちらはコンサート前に見学した校長室。

 

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復元された教室。一体型の机と椅子。現代から見るとなんという贅沢さ。

 

 

 

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土曜日の会場のキッセイ文化ホール。こちらは平成4年開館の近代建築。サイトウキネンフェスティバル(現在はセイジ・オザワ 松本フェスティバル)も開催される会場で、ここもなかなか素敵な環境だ。

 

松本市は人口24万人弱。豊橋市は37万人ほどなので松本の1.5倍の規模なのだけれど、残念なことに、なんだか文化度は松本のほうがはるかに高いように思われる。ほとんど見て歩く楽しみのなくなってしまった我が町と違って、昔ながらの情緒のある喫茶店やブティックもたくさん目に留まった。宿泊した松本駅近くのホテルから、旧松本高校のあるあがたの森まで30分ほど歩いたが、沿道に目を楽しませてくれるお店が続いているのでまるで気にならなかった。

 

しかし、つい最近巨大なイオンモールができたそうで、もしかした今後松本の街も変化を余儀なくされるかもしれない。できれば今の風情ある街並みを保ってほしいものだけれど・・・。

 

 

吹奏楽に浸る二日間がこうして終わった。