よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

ワークショップ「うたう図書館」に参加

豊橋スタンディング+(プラス)とじじばばの会が次に企画していることの参考になるのではないかと”言い出しっぺ”に誘われて、昨日今日と、お隣田原市の中央図書館開館15周年記念のイベントである「うたう図書館」に参加した。

 

ワークショップは今月の9、10、22日の3回あり、今日23日は発表本番だ。ただ、ワークショップは全会出席でなくても良いし、本番に飛び入り参加もできるという緩やかな内容だ。

 

とてもこのユニークな企画の全容は理解できないと思うが、いちおう、田原図書館の当イベント紹介ページ

www2.city.tahara.aichi.jp

 

図書館といえば「静かな場所」の代表みたいなところだが、今回のこの企画は、その図書館で歌ったり音楽を奏でたり大きな声で朗読したり、果ては炭坑節の替え歌をうたいながら盆踊りの振り付けで踊りながら館内を練り歩いてしまうというにぎやかなもの。

 

歌う曲も思い切りユニークだ。ワークショップの初めの段階で、講師の野村誠さんが中学生と一緒に作った、ひたすら本の題名を並べただけの創作曲「タイトルズ」とか、中学生たちの学校生活や勉強への不満を並べた「愚痴の歌」など。中学校の校歌はまともだなと思えば、なんとそれまで朗読していた本を頭にのせて歌う。中学生たちは、みんな何度もずり落ちそうになる本を直しながら歌った。なかなかこうして文字で伝えるのは難しい、じつに奇妙奇天烈で、自由で楽しい内容だった。

 

終盤は、トーンチャイムという楽器を全員が持って、単純だけれど美しいカノン演奏をして、そのあと「100本じめ」と称して、二階の通路にずらっと並んだ参加者が、手に持った本をサッカー場のウエーブの要領で端から順にパタン、パタン、パタン・・・と閉じていき、もう一巡りした後、全員で一斉にバタン!と閉じてすべての演目を終了した。

 

飛び入りでも参加できるほどだから、それほど難しいことをしたわけではないけれど、なんだか結構達成感がこみあげてきて感動してしまった。

 

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カノン演奏や「100本じめ」をした2階の通路。この写真は1回目か2回目のワークショップ時のものらしく人数が少ないが、今日はこの写真には収まらないほどの人が並んだので、壮観だったと思う。愛知大学の学生たちがビデオ撮影をしていたので、いずれ図書館のホームページなどに本番の様子の動画がアップされることと思う。

 

 

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舞台となった田原図書館がまた、とても素晴らしい施設だ。曲線を多用して明るいおしゃれな建物もいいが、箱モノばかりではなく人材もそろっているようで、本の一冊一冊が魅力的に配置されている。職員の方たちの館や本に対する愛情が隅々まで届いていることが感じられる、とても居心地の良い場所になっていて、うらやましいことこの上ない。この場所だからこそ、今日の一風変わったイベントも生きたように思う。

 

幼児から地域の施設の高齢者まで巻き込んだ、まさに老若男女の参加した、楽しいイベントだった。思っていたよりも、はるかに多くの刺激をいただいた。

 

 

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