よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

年寄り臭い話で恐縮ですが・・・

この17日に、3か月弱の入院に終止符を打って、無事姉は退院の運びとなった。家には帰れたが、まだ体にはコルセットを装着し、かがむことも厳禁という生活で、床に落としたものを拾ったりするのにマジックハンドを使っていると言う。娘と息子が東京にいるとはいえ、11年前に夫を亡くして一人暮らしなので、何かと不自由も多いことだろう。

 

今日電話で話したら、ズボンでの生活になったようだった。姉は学校時代の体育などは別にして、おそらく私服ではズボンとかパンタロンとかを買ったことがない人だ。姉のパンツ姿は全く記憶にない。母もズボンが嫌いで、子供時代の私にもズボンを履かせない人だったが、さすがに老年になってからは足元の安全のためかパンツスタイルになった。姉も喜寿にしてついにズボンを履くことを余儀なくされたようだ。

 

このところの寒さで、娘にヒートテックのズボン下を買ってきてもらわなくちゃと言うので、それよりも裏ボアとか裏フリースのズボンがいいと勧めた。私もこのところの股関節の不調でかがむのがつらく、タイツや靴下を履くのが大変だった。痛みをこらえるだけならまだしも、姉の場合、もろくなっている背骨を傷めてしまう心配があるらしいので、十分注意しないといけない。

 

ズボン下を履いてズボンを履いて、と二度も苦労しなくても、裏ボアなどの暖かいズボンにすれば1枚着用するだけで済む。しかも素肌にだからスルッと簡単に着られる。私もなるべくならパンツよりスカートが好みだけれど、一昨年あたりに初めてこの裏ボアのスパッツを購入してその温かさに驚き、下半身の冷える私は手放せなくなってしまった。

 

服の着脱さえひと仕事になり、たくさん着込めばよけいに動きも緩慢になってしまう高齢者にとって、1枚でもこれまでの何枚分もの暖かさを確保してくれて、しかも値段も手ごろ、洗濯などの扱いも簡単な素材の誕生は、本当にありがたいと思う。

 

思うようにかがめない苦労はよくわかるので、今日さっそく通販で「ソックスエイド」なる便利グッズを送った。これはまだ自分では使っていないが、以前テレビで紹介されていた、椅子に座った状態でかがまずにソックスを履けるという簡単な道具だ。

 

私も地域の役目などもあって長く不在にして手伝いに行くわけにはいかないし、ちょっと覗いて手助けすることができる距離ではないので、せめて知っている便利な製品を紹介することで姉の生活が快適になればと思う。

 

それにしても、かがめないと足の爪が切れないなどという話に共感できるようになってしまった自分に愕然とする。

 

年寄り臭い話ではあるが、それこそ、いつかみんな行く道なのです。

 

 

 

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今日の話とは全く関係ないが、過日紅葉を見に出かけた奥三河で食べた「自然薯ご飯」