よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

「いただく」は好きだけど「くださる」は嫌ですか?

あるときから、あげ足取りはなるべく避けようと思ったので、このところ「ことば」カテゴリーの話題はあまり書かないようにしているのだけれど、久々に書く。

 

夕方のニュースで、若狭勝衆議院議員の主宰する政治塾の開講を伝えていた。その中で若狭氏の挨拶している様子が流れ、「小池百合子都知事が講師を引き受けていただき・・・」と言っていた。

 

まあ、近頃では珍しくもない言い方なのだけれど、場合が場合、場所が場所。受講生たちの目(耳?)もあれば、ニュースで全国に流れることも目に見えているのだから、ちゃんとしゃべりたい。「知事に講師を引き受けていただき」か、「知事が講師を引き受けてくださり」と。こんなこと気にした受講生はいなかったかもしれないが。

 

バラエティやら情報関係やら様々なテレビ番組で、アナウンサーや司会者が「本日はたくさんの方がお越しいただき・・・」と言うのも当たり前のようになってしまった。「いただいた」のは番組側で、たくさんの方は「お越しくださった」のだ。どうしても「いただき」と言いたければ、助詞を「に」にして欲しい。

 

「いただき」が丁寧で上品な言い方としておおはやりのようで、いまやなんでもかんでも「いただく」だらけ。数年前から「いただく」アレルギー気味のところに、どうやら若狭氏にもアレルギー反応が出てしまう体質のようで、今日はついケチをつけてしまった。

 

文句ついでに。

一昨日、中部電力から届いたメールに「簡単なアンケートにお答えするだけで応募できます!」とあり、誰が答えるものですかと思ってしまった(性格悪いな)。顧客を不快にさせる敬語もどきしか使えないのなら、「アンケートに答えるだけで応募できます」の方がはるかにマシだ。

 

 

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お口直しに、あどけなかった頃のオーガストの写真を。

隣りにいるのはイタリア生まれの陶器の人形です。