よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

ドキュメンタリー映画『選挙が生まれる 長野と群馬の挑戦』上映会

今年愛知15区(豊橋・田原)に誕生した野党共闘を進める団体「政治を変える市民アクション@15」の主催で、映画の上映会を行った。作品は震災後ずっと、福島をテーマにドキュメンタリー映画を撮っていらした湯本雅典さんの『選挙が生まれる』。

 

去年の参院選での、長野と群馬の野党と市民の戦いを記録している。長野はもともと市民活動の盛んな地のようで(今年孫が高校生になって初めて知ったのだけれど、長野県の公立高校はほとんど制服がない。割合では東京都以上で、そんなにも自由度が高いのかと驚いた)、10年ほど前から野党の共闘を求めて活動していたグループもあり、昨年の野党共闘実現のために立ち上がった市民団体は15にものぼった。こうして長い準備期間の上に野党と市民との話し合いも何度も持ち、杉尾氏という統一候補を得て、接戦の末、当選を勝ち取った。

 

いっぽう群馬の方は過去自民党の首相を4人も出している自民王国で、野党共闘どころか民主党(当時)の候補者さえなかなか決まらないような状態だった。そんな中、新しい市民団体がいくつか生まれ、メンバーの中から、全く政治経験のない三十代の堀越けいにん氏が統一候補として立つことになる。活動期間は数か月しかなく、自民の中曽根氏にほぼダブルスコアで負けてしまうのだけれど、自作の曲をバンド仲間と演奏しながら訴える選挙フェスなど、この堀越氏の選挙運動が実に楽しそうで魅力的だった。

 

若い人たちに見てほしいと思い、35歳未満は無料とし、託児サービスも準備したのだけれど、結局託児の申し込みはゼロで、無料対象の若い方は非常に少なかった。若い候補者を若い仲間たちが応援する、この群馬の楽しい選挙風景を、なんとか若い世代に見てもらい、自分たちもこんな楽しい選挙を経験したい、自分たちの仲間を国会に送り込みたいと思ってもらいたいものだと思う。

 

会場で販売したDVDを買ってくれた方もいるので、そうした方の周囲で、なんとか今後この作品を若い人たちに見てもらう工夫ができると良いのだけれど・・・。

 

 

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