よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

こいつぁいけねぇよう!ドラマ『ブランケットキャッツ』と「よんばばんち」

『ツバキ文具店』が終わってしまって寂しいなと思っていたら、そのあと番組で『ブランケットキャッツ』というドラマが始まった。原作は重松清さんで、主演は西島秀俊さんと7匹の猫(!)だ。一話完結で、毎回ゲスト出演があるらしい。

 

昨夜、初回の録画を見た。妻を交通事故で失った主人公が、妻が好きで飼っていた7匹の猫たちの世話をしながら、手作り家具店を営んでいる。妻がいるときはその猫たちの名前さえ覚えようとしなかったらしいが、現在の猫との接し方は非の打ちどころのないものだ。

 

彼は猫たちを溺愛している風なのだけれど、同時に里親の募集もしている。ただその条件は非常に厳しく、門前払いに等しい態度をとる場合もあるし、なんとか里親として合格となっても、猫との相性を見るためと称する二泊三日のトライアルを課す。そうして、毎回違う里親候補と猫と主人公の物語が描かれるようだ。

 

そのトライアルに出されるときに、それぞれの猫のお気に入りのブランケットがともに貸し出されることから、この題名が付いている。

 

前作と同じ、市井の人々の日常の機微をこまやかに描く物語だ。時間もゆっくり流れ、登場人物の心模様が丁寧に表現される。猫は時に彼らに抱かれ、時に主人公の肩に乗り、画面の中心にいない時も、ほとんどいつも背景にノンビリ映っているという、もう猫好きなら画面を見ているだけでもたまらない。登場人物たちがいい人すぎると思う人もいるかも知れないが、現実社会があまりに悪意の人に満ちているので、週末の夜、こんな穏やかなドラマで静かに過ごすのも悪くない。

 

 

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今日は6月の最終日曜日、「住み開き よんばばんち」の日だった。スタンディング仲間の音楽イベントとぶつかっていて、そのせいかどうか事前の申し込みも少なかった。おまけにあいにくの雨模様でもあるので、参加者は少ないかもしれないと覚悟していたが、蓋を開けてみれば5人の人が来てくれた。しかも初参加の人が2人いて、新しい分野の話題も盛り上がり、楽しい会になった。

 

フェイスブックで告知したのが、共謀罪法が与党の奇策で成立して激しく落ち込んでいた時だったので、「みんなでボヤキ会でも・・・」ということでテーマも決めていなかった。それから一週間経つかたたないうちに、また情勢は大分変化してきた。国民の知る権利のために声を上げた人たちを、応援しなければいけない。落ち込んでなどいられないという気分になった。

 

週が明けると、今度は14歳の棋士の活躍のニュースが世間を席巻するのかも知れない。どこかの国がまたミサイルを発射して、大げさに護身の呼びかけがあるかも知れない。それでもなんでも、私は忘れない。ごまかされない。

 

 

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今日の参加者が持って来てくれた花。