よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展

素晴らしい展示だった。東山魁夷の作品ももちろん素晴らしかったが、唐招提寺の建具周りまで再現したような展示で臨場感が味わえ、作品の幽玄な世界を堪能することができた。

 

今回の展示は、「唐招提寺御影堂の修理が行われるに際し、通常は非公開となっているこの障壁画の全貌を紹介するとともに、あわせてスケッチや下絵などを展示して、構想から完成にいたるまで画家が歩んだ足跡をたどります(豊田市美術館のHPより)」というもので、作者が鑑真和上への敬意を込め、全身全霊で制作した大作に酔いしれることができる。

 

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なぜか涙が込み上げてしまうほど、心揺さぶられる。墨の作品も素晴らしいが、私は青い色の絵画になぜか惹かれることが多いので、やはりこの作者の青い色はたまらない。

 

豊田市美術館は展示スペースも広く収蔵作品も多いので、全部をじっくり見ようと思うと大変だけれど、この障壁画展だけ見ても充分満足できる。会期は今度の日曜まで。

 

 

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豊田市美術館