よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

ドキュメンタリー映画『いのちの森 高江』と鎮守の森散策

友人と、隣りの豊川市のカフェヒマワリさんで行われる沖縄の映画の上映会に出かけた。映画は3時からだが、少し早く出発して豊川稲荷そばの老舗のうなぎ屋さんで昼食をとって行くことになった。友人の提案だったとはいえ、ごちそうになってしまった。ならばやはり「梅」を選ぶべきだったか・・・。

 

この前うなぎを食べたのはいったいいつだったろうと考えても、思い出せないくらい久しぶりだった。偶然だけれど、今日爽風上々さんがうなぎについて書いていらした。完全養殖がまだまだ研究途上なのは知ってはいたけれど、改めてその大変さを読んで、友人に「松」をおごらせたこと以上に、申し訳ないような気持ちになった。それでも、分不相応にしょっちゅう食べている訳ではなく、ごくたまにする贅沢なので、うなぎさんには勘弁していただこう。

 

爽風上々さんのうなぎについてのブログ

sohujojo.hatenablog.com

 

映画の上映会が催される喫茶店は、豊川稲荷のすぐそばの、カウンターを入れても十数人も入ればいっぱいになるような小さなお店だった。映画を見てから、東京から伴侶と3人のお子さんを連れて高江に移り住んで十何年かになるという、石原岳さんという本業ミュージシャンの方がトークをすることになっていたが、プロジェクターの到着が遅れているとのことで、先に話をされた。

 

現在の高江は、6つできることになっているヘリパッドのうちすでに4つできた状態で、3月から6月まではいちおう生物の繁殖などへの配慮で重機を使った工事はしないことになっているため、大規模な工事はしていないそうだ。でも、この4か月の休止は政府側の、「環境に配慮しています」というポーズに過ぎず、自然や生物への影響はとうに深刻なものになってしまっていると言う。

 

そうこうしているうち、プロジェクターが到着して上映が始まった。『標的の村』の舞台にもなった高江だが、この映画はそれとは少し違った趣で、高江の森やそこに暮らす生き物の紹介に重点を置き、抗議活動の様子は比較的淡々と描いている。インタビューに答える高江の人々も、とても冷静に話している。けれどもその話から浮かび上がる現実は、基地やオスプレイの騒音と無縁に暮らす私たちには考えられないほどの厳しいものだ。

 

沖縄では、まだ戦争は終わっていないと石原さんは言う。いや、私たちの暮らす本土だって、ほとんどの人が気づいていないだけで、終わってなどいない。あるいは終わっていたとしても、みじめな敗戦国で、かの国の支配下のままという状況だ。思いやり予算が一日あたり5億円に上るという。今日のcangaelさんのブログの情報によれば、NSAの諜報活動に日本の税金が使われているそうだ。

NHKクローズアップ現代「スノーデン極秘ファイル」と「スノーデン 日本への警告」(集英社新書) - 四丁目でCan蛙

 

現地に座り込みに来るという応援もあるけれど、家にいてもできる応援がいろいろあるので、ぜひ応援してほしいと、いくつかの応援手段も示された。内閣や防衛省、防衛局に抗議をすること。今日のような映画の上映会をしたり、周りの人に高江の話をして関心を高めてもらう。カンパ・・・。

 

やんばる東村 高江の現状ホームページ http://takae.ti-da.net/

チョイさんの沖縄日記 チョイさんの沖縄日記

 

映画のあと質疑応答で、参加者から活発に質問や意見が出された。上映権付のDVDの販売もあった。広く知ってもらうため、1500円という破格の値段だ。

 

このあと、せっかく近くまで来たのでお稲荷さんに寄ることにする。さすが風格を感じさせる鎮守の森!と感心するが、豊川生まれの友人によれば、伊勢湾台風でほとんどの木が倒れてしまったので、今ある木々はその後に植えられたものがほとんどなのだそうだ。かつては空がほとんど見えないくらいうっそうと木々が茂っていたとのこと。

 

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うなぎでもなく、豊川稲荷本体でもなく、思いがけないものが登場。

豊川稲荷のご祈祷申込所 前に、大正6年(1917)頃、豊川稲荷の私設ポストとして設置された「丸形庇付ポスト」。 この 「丸形庇付ポスト」 は明治45年( 1912)に造られた現役最古のもので、現在日本には2つしか無いという。

 

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現役の証明に収集時刻をパチリ。

 

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