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よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

また新しい体験、市議会の傍聴

せっかく平日にたっぷり時間が持てるようになったのだから、市議会の傍聴に行ってみなくては・・・と思いながら、すでに4年が経とうとしている。

 

そして今日、とうとう出かけた。人生初の体験である。当市では、今の定例議会に議員提案で「家庭教育支援条例」なる案が提出され、以前から「子どもの権利条例」の制定を求めて活動している知人から、これは政府の道徳や家庭の役割を義務付ける考えに迎合したもので、非常に問題だと思うとメールをもらっていた。

 

ネット上でその条例案を探して目を通したところ、「子どもは社会の子どもである」とか、「親になったからには、親としてのありかたなどを学ぶべきで、行政はそれを支援する」といった内容で、それ自体は悪いことではないように思った。

 

私は以前から「自分の子供をどう育てようが親の勝手」(だから虐待やネグレクトにもなかなか踏み込めない)という考えには反対で、「社会の一構成員を育てている」という意識を持つべきだと思っている。親として学ぶこともとても大切だと思っている。

 

自民党憲法草案のように「家庭で助け合うべし」と、頭から家庭単位で存在することを当然としている訳ではなく、「子どもを持ったからには」「親になったからには」という前提であれば当然のことだ。ただ問題は、実際の運用面でどのような親としての在り方を示すのかが重要になって来る。

 

結局よく分からないまま、この条例案は今日の議会で圧倒的多数で可決されてしまったので、今後は、知人や共産党市議たちが懸念している「親学」のような時代錯誤の方向に誘導されないよう、目を光らせていかなければならない。

 

 

それにしても、市長は議会が始まるやいなやお昼寝に入り、一時はかなりの爆睡ぶりが見てとられた。後方に居並ぶ役所のお歴々の中にも上司を見習っている方々が・・・。議員たちは傍聴席からは後ろ姿なので分からなかったが、議事の進め方も台本通りといった体で、緊張感はまるでなし。これなら互いに文書を交換し合うだけでいいんじゃない、という気がした。この一日でいったいいくらの税金が使われているのだろう。よく言われることだけれど、しみじみ、もっと議会の傍聴に足を運ばねば!と思った。

 

 

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市議会のホームページより。女性が少ない!さらに、行政側はゼロ!