よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

初雪のなか、「穂の国の音楽マエストロたち」へ

市の市制110周年記念事業の「知っトク!豊橋ゼミナール」の一環である「雅~cool“穂の国”の音楽マエストロたち」という講座に、昨年申し込んだ。定員より申し込みが多く抽選だったようだけれど、さいわい当選し、今日が初回であった。くじ運の悪い私が当選したのは、おそらく地域住民優先で選んでくれたのではないかと思う。

 

温暖な地である豊橋には珍しく、朝から小雪がちらつく中、会場の地区市民館に向かった。第一回のテーマは「東洋の古楽器『雅楽の魅力』」。講師は、ご夫婦での雅楽ユニットは日本で唯一と仰る「菊理(くくり)」の近藤ご夫妻だった。

 

平安衣装に身を包んだお二人が、笙で越殿楽(えてんらく)を演奏しながら登場する所から始まった。そうして雅楽の歴史や使われる楽器の紹介、雅楽にまつわる雑学などが話された。やはり雅楽について知ってもらう場が少ないせいか、講師はこの際とばかり語りたいことがいっぱいあったようで、1時間半の時間の大半が説明で終わった。もう少し演奏を聞きたかったと思ったのは私だけではないのではないかと思う(アンケートには、率直に書かせていただいた)。

 

触れてみることはできなかったけれど、笙、ひちりき、龍笛、鞨鼓(かっこ)などの実物を間近に見られたことや、笙は演奏の前から温めて(夏でも)いないと音が出ず、そのために専用の電熱器まであることを知ったのは面白かった。

 

雑学では、「打ち合わせ」「千秋楽」「二の舞を踏む(演じる)」「二の句が継げない」「塩梅」調子が良い悪いの「調子」などの言葉のルーツが雅楽にあるということを知った。

 

笙という楽器の生の音は初めて聞いたのだが、とても重層的な音だと感じた。笙は鳳笙とも呼ばれ、その形は鳳凰が翼を立てて休んでいる姿を模していて、音は天から差し込む光をあらわしているのだとのこと。それにたいしてひちりきは地上の人の声を表すとか。

 

動画も写真もOK、よろしければブログやSNS、ツイッターなどで紹介してくださいと言われたが、今日私はうっかりスマホを忘れて出かけてしまった。そういう訳で、菊理さんのホームページからお借りした写真を・・・。

 

 

f:id:yonnbaba:20170114171813j:plain