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よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

今年最後の勉強の日は、向田邦子さんの随筆の要約練習

暮らし

9月からスタートした中学2年生のNちゃんとの木曜日の勉強。今日が年内最後の日だった。今日の勉強を終えて帰る時、「もう4か月たったんだね」と言うとNちゃんもあまりの速さにビックリしていた。初めて来た頃には冷房をいれたのに、今は暖房して足元はパネルヒーターで温めている。

 

国語力の強化のために、冬休みには国語の要約練習をしたいと考えていたので、この間から数英に国語の要約の宿題を追加した。得意な論説文だけやってきたので、今日は数学のあと残った時間で要約に取り組んだ。教科書の中の向田邦子さんの随筆『字のないはがき』を選んだ。

 

200字ではとても無理と言うので、はみ出してもいいからと言うと300字近くにはなったがいちおうできた。それからいっしょに推敲して削っていったのだけれど、さすがエッセイや短篇の名手の作だ。Nちゃんのまとめた要約文を読んでいても胸が締め付けられる味わい。もちろん、Nちゃんのまとめ方も的ははずしていないのだ。

 

取り上げる文章を選ぶため教科書を手に取って見ていくと、平家物語徒然草などの古文、漢詩の春暁、与謝野晶子や啄木の短歌など懐かしい作品のある一方で、俵万智さんや穂村弘さんの作品が掲載されていることに時代を感じた。

 

 

先週は「宿題で分からないとこが・・・」と言ってNちゃんが開いたのが、理科の問題集の電気の所で、オームの法則を使って電流や電圧を計算する問題だった。懐かしい。ほとんどはオームの法則に入れていけば解けたが、抵抗を並列につないだ場合の全体の抵抗の数値を計算する式を忘れていた。Nちゃんも覚えていないので、ネットで検索。すぐ見つかって、「ああ、そうだった!」。なんと現代は便利なこと。五十年ぶりの公式と再会した。

 

この4か月、Nちゃんと勉強することが私にとってどんなに刺激になり励みになったことか。どんな子だろうと幾分かの不安もあったけれど、とても素直に私の話を聞いてくれて、勉強のあとついつい話し込んでしまうこともしばしばだ。

 

あっという間だったこの4か月。この3倍の時間を過ごすと、当たり前ながらもうNちゃんの受験が目の前となる。その頃には着実に力もついて、妥協することなく希望の進路に進めるようになっていてほしい。そして私の頭の錆もいくばくかは落ちているだろうか。

 

 

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ドリームはお勉強の邪魔の名手だったね。。。