図書館で借りたのだけれど、これはぜひそばに置きたくなるとてもとても美しい本である。
浅学にして、クリムトと言えば金箔を使った華やかな作品しか知らなかった。けれども、この本に収録されているのはまるで違う。こんなにも柔らかでやさしい風景を描いていたなんて・・・。
うっとりしてしまう。
長田さんの詩がまた静かでとてもいい。しんしんと心にしみてくる。
これはひまわりなんだけど、なんだか「接吻」を思い出させる。
クレヨンハウスから6年半も前に出された詩画集。とっくに皆さんご存知だろうが、あまりに素敵で書かずにいられなかった。