よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

小池さん、緑はおイヤだったのね

選挙期間中、「およそ緑が似合わない」と評されていた小池さん、ご本人もよく分かっていらしてきっと内心はさぞ不本意だったことだろう。当選会見では早速オフホワイトのスーツをお召しだった。選挙期間中のストーリーからいけば、ここは当然、緑を身に付けて支援者と喜びを分かち合う所だろう。

 

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それなのに、「当選」と決まった途端、脚本の流れなど無視して、思わず緑の衣装を脱いでしまったところに彼女の本心が見事に表れた。「ちょろいもんね・・・」と後ろを向いて舌でも出していそうな勢いだ(と、私には感じられた)。

 

「街頭演説には何か緑のものを身に付けるなり持つなりして」というのは、大衆に物語への参加意識を感じさせるしかけだ。実によく考えられている。

 

 

改造内閣の顔ぶれについて、早速「民進党が酷評」とニュースが伝えているが、民進党を始めとする野党は、もっと小池陣営の戦いぶりなどから学んだほうが良い。その昔は権力と闘う勇ましいスローガンやシュプレヒコールが効果的だったのかも知れないが、「優しさ」が尊重される現代(現実の社会は反対に弱肉強食、すこぶる獰猛な時代になっているのだけれど)、否定的な言い方はかえって反発を招きやすいことを知るべきだと思う。

 

小池氏は実際には先制攻撃だと思うけれど決して攻撃的な言い方をせず、ひたすら自分は権力にはねつけられた、集団からはじかれた、可哀想な悲劇のヒロインを演出した。体面やら根回しやら威厳やらといったものを重んじるオジサマがたが、すんなり認める訳にいかない手段をあえて選択しておいて、「崖から飛び降りる」とのたもうた。

 

脇役のオジサマがたは、まんまと予想通りの反応をしてゆり子姫の思うつぼ。途中表舞台とはしばらくご無沙汰の、元主役のオジ(イ)サマのアドリブ発言がさらに観客の多くを占めるオバサマがたの感情を逆なでし、いっそうゆり子姫応援団の結束を堅くするという、脚本家の計算しないおまけまでついた。

 

 

内閣の方は稲田朋美氏が防衛大臣という怖ろしいことになった。はてさて、これからどんなおどろおどろしい場面が始まるのだろう。そして対抗する側は、大向こうの喝采を得られるような芝居をして、凶悪な敵を倒すことができるのだろうか・・・。

 

 

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ご近所さんにスイカをいただきました。結構大きなスイカの半分。

ひとりじめ、です。