よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

ドラマ『重版出来!(じゅうはんしゅったい)』が面白い!

日の出が早くなって、それでなくても早起きなお婆さん猫が、ますます明け方早くから起こしに来るようになった。それで、このところ夜はなるべく10時頃には寝るように心掛けている。それでもついつい11時くらいになってしまったりするけれど、10時からのドラマを見てしまうとさらに遅くなるので、録画で見ることにしている。

 

で、昨夜10時からの『重版出来!』の録画を今日見た。面白いのでリアルタイムで見たい気持ちが山々なのだけれど、なんとか我慢して、その代わり翌日なるべく早く見る。5回目の今回は、半ばの盛り上げどころなのかしらと思うほど、いつにも増してさらに良かったように思う。

 

ドラマの舞台はある出版社のコミック部門。ヒロイン黒沢心(こころ)は大学時代柔道部で、全日本代表を目指すような選手だったが怪我で選手の道を断念した、ちょっと暑苦しいくらいの体育会系女子だ。このヒロインが、自分も大好きなコミックの編集部に配属されて成長していく物語。

 

出版社の様子も楽しいけれど、コミック好きならなおさら、漫画が出来上がっていく過程の描写など、たまらないのではないかと思う。漫画家役を演じるゲスト俳優も魅力的な顔ぶれだし、レギュラーの出版社の社員たちも一人一人の人物が非常に良く描き出されている。

 

ヒロインを演じるのは黒木華さんで、この女優さんが苦手という人には、キャラクター設定が暑苦しいだけに辛いかもしれない。私は好感を持っているので、今までのどちらかというと控えめで耐える感じの女性とは対照的な、今回の役柄の彼女の演技を楽しんでいる。ファッションがまたとっても可愛らしく、サッパリ地味顔の彼女に意外にも良く似合っている。

 

ヒロイン心が尊敬する先輩編集者、五百旗頭(いおきべ)を演じるオダギリジョーが、個性的な外見(頭頂でシニヨンなんか作ってる!)とは裏腹に、落ち着いた人物を押さえた演技で魅力的に作り上げている。

 

毎回笑って、ちょっとホロリとさせられて、そうして元気になれる。不本意な部署に配属されてやる気をなくしていた営業マンが、心とコンビで書店回りをさせられるうち影響を受けてだんだん変わっていく様子を描いた3話もとても良かった。

 

今回は五百旗頭が尊敬する人物として社長にかなりウエイトが置かれていたが、その実直に誠実に生きる社長を演じるのが高田純次。このドラマの配役はみなひねりがあるうえ、役者たちがその狙いにズバリ答えている感じがする。後半もおおいに期待が持てそうだ。

 

 

 

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