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よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

報道特集でまたしても改憲派のウソが暴かれた

テレビ 社会のこと

今日の『報道特集』では自民党憲法草案について取り上げていた。

 

その中で、改憲の入り口とされる「緊急事態条項」の説明に、改憲派は「東日本大震災時に、ガソリン不足で緊急車両が出動できず被災者を搬送できなかった。このようなことは二度とあってはならないので、国に大きな権限を持たせる必要がある」と説明していた。また、イベントで配布した資料には、漫画形式ではっきりとそのことが書かれている。

 

そのような事態がどれほどあったのだろうかと、この番組で岩手、宮城、福島の被災3県の全消防署にアンケート調査をしたところ、ガソリン不足のため出動できなかったというケースは1件もなかったそうだ。またしても平然とウソをついていた。

 

そのあと、憲法13条の「個人の尊厳」の条文で、「個人」が「人」にすりかわっている怖さや、「天皇を元首にする」「基本的人権の永久不可侵性をうたった97条を全文削除」など、権力を縛り国民を守る憲法が、「憲法尊重擁護義務を国民に課す」という、まるで正反対のものになっていることを指摘していた。

 

自民党改憲草案は、一読すれば恐ろしさに背筋が寒くなるほどのシロモノだけれど、憲法と聞いただけで難しいと拒絶反応を起こして読んでいない人が多いだろう。そういう人にせめて今日の『報道特集』を見てもらいたかったと思うが、この番組を見ている層は自民草案をすでに読んで知っている人たちが多く、読んでいない、読もうともしないような人は、おそらくあまり見ていないであろうことが残念だ。

 

 

日本大学法学部教授の百地章氏や櫻井よしこ氏らの「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の主催するシンポジウムの様子なども紹介されたが、この人たちの連発する「美しい日本」「誇りある日本」という言葉が気持ち悪くてたまらない。

 

災害時の緊急事態条項について、東日本大震災前から仙台市長をしている奥山恵美子氏は、地方自治体にこそ権限を与えて欲しいと言っている。被災地の状況が一番分かっているのも、またどのように復興したいのかが分かっているのも、被災した現地の自治体だ。なのに国に異常に強い権限があるのではかえって現場の仕事を進めにくくする恐れさえあると言う。そうして、これらは憲法で規定せずとも法律で十分対応できるのだ。

 

これから選挙までのあいだに、こうしたことをもっと分かり易く工夫して、無関心層にアピールしていこう。スタンディングや「あいちキャラバン」の辻説法、デモクラカフェなどの場を利用して。

 

このところ、スタンディングに出かける時間が近づくと、これから頑張って出かけて駅前に30分立って、それが何になるというのだろう・・・と無力感を感じて休んでしまったりした。そんなことを感じたのは、自分に努力や工夫が足りなかったのだ。

 

マンネリに陥ったり、虚しさにへこんだりしている暇はない!

 

 

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今日我が家の新聞受けに入っていた公明党のパンフレット。敵も必死だ。

 

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中にこんな記事も。

「ナイツ」大好きだったけど、残念。君たちもこの党の後押しで世に出たの?

 

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