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よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

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安保法制に反対する在外邦人の会「OVERSEAs」 の発起人で、明日の自由を守る若手弁護士の 会の武井由起子氏をゲストに迎えて、今日豊橋憲法カフェを開催した。

 

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この話が持ち込まれてから今日まで2週間ほどしかなく、準備期間が非常に短い中、みんな必死でチラシを配って宣伝に励み、またかなり内容の濃い「準備マニュアル」なるものが送られてきたので、それに沿って自民党憲法草案と現在の日本国憲法を対照させた30ページにわたる印刷物から取り寄せのパンフレットまで、かなり多岐にわたる資料の準備もした。

 

私は託児を担当したので今日の講演の内容は分からないが、参加したメンバーの話では、今まで聞いた憲法の話では一番分かり易かったということだったので、準備期間不足だからと諦めないで取り組んだ甲斐があったかなと思う。あと欲を言えば、関連する団体のお互いさまの参加ばかりでなく、通りすがりに手にしたフライヤーを見ての参加者が少しでもいてくれたらいいのだけれど・・・。

 

託児は武井先生のお嬢ちゃんを入れて3人だけ。しかもみんなお利口さんであまり困りそうもなかったので、途中からもう1人は講演を聞きに行ったが、一緒に楽しく遊んだだけという感じで、託児そのものはほとんど困ることもなかった。

 

でも、会場側の対応が実に杓子定規で冷たく、少々悲しい気持ちになった。受付を担当した人たちと会場の準備もあるし・・・と心せく思いで早めに行ったのに、10分前でなければ借りた部屋を開錠してもらえず、結局40分近くもただ待って、準備は大わらわだった。

 

私は託児に使うのが和室とだけ聞いて、第一か第二か分からなかった(二つあることも知らなかった)し、子供たちは来てしまってほかのメンバーも大忙しだったので、まあつながっていることだしどっちでもいいか、と少し狭い方の和室を使っていた。

 

予定の3時間も無事経過し講演も間もなく終わるというころ、いちばんちっちゃいTちゃんが「ママ、ママ」と言い出したので、そろそろ会場の方に連れて行こうと子供たちと私がロビーにいたところに掃除の人が来て、あなたたちの部屋は別の方だから荷物を移動しろと命令(!)された。

 

会場から出て来たもう一人の託児担当者がお嬢ちゃんとトイレに行っていたので、ちっちゃな子供を放っておいて荷物の移動もできないと思い、「ちょっとだけ待ってください、今もう一人来ますから」とお願いしたのだが、その掃除の方は「さあ、さあ、さあ!」といった感じで怖い顔で睨んでいる。仕方なく、お嬢ちゃんのトラブルで困っているHさんに、「Tちゃんをちょっとだけ見ててね!」と、心苦しかったけれど頼んで、大急ぎでおもちゃや荷物を移動した。

 

私がふたつの和室を何往復もしている間、掃除の方は道具を持って仁王立ちに立っていただけ。準備がいるなら午前の枠から借りろ、時間キッチリに仕事を終了したい、特例を認めれば収拾がつかなくなる・・・。相手の言い分は多分そんなところだろう。でもロボットではない人間のしている仕事なのだから、せめて柔らかな表情や、ただ待っているだけなら荷物を運ぶのを手伝うとか、人としてそんなことくらい自然にできないかと思うのは間違っているだろうか。

 

 

この間の水野スウさんの講演会で使った会場は、建物内でお金のやり取りは禁止とのことで、寒風吹きすさぶビルの外で参加費を集金した。公的な施設で安く利用させてもらえるのは助かるけれど、市民のための施設なら、もう少し血の通った現場の対応を求められないものかな、と思う。いかにも「使わせてやるんだ。有難く思え!」という感じがする。

 

昔に比べればお役所の対応は随分改善されたけれど、やっぱりまだまだ。

 

 

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