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よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

水野スウさんの憲法の話

暮らし 社会のこと

今日も午前中に「サンタが電車に・・・」のパフォーマンス?をして、大急ぎで家に帰りお昼を食べて、午後は同じ渥美線で反対方向(渥美半島の先っぽの方に向かう)の大清水という駅で降り、そこから徒歩十分ほどの新しく地域の図書館が併設された市民館に行った。

 

「ミナクル」と名付けられたその市民館の一室で、水野スウさんの憲法のお話を聞くためだ。水野さんはこの夏『わたしとあなたの・けんぽうBOOK』という本を出版なさった。題名が表す通り、とかく難しくて敬遠されがちな憲法を、やさしい言葉に可愛いイラスト入りで実に分かり易く、そして日々の生活と密接に関係のある自分の話と感じられるように書かれた本だ。

 

この方のお話ならぜひ聞きたいと思ったので、時間的にきついことは分かっていたのだけれど出かけた。そうして、とても満足した。著書と同じように平易な言葉で楽しく分かり易くお話下さり、温かなお人柄が伝わってきてなんだか涙がにじんで来てしまった。9条はもちろん大切だけれど、それ以上に一人一人の人間を尊重する13条のある現行憲法を、心から愛し大切に思っていらっしゃるのだなと感じた。

 

水野さんは、遅くに持たれたお子さんを育てるようになって、同じような育児中の仲間が欲しいと思い、週に一度自宅を開放する「紅茶の時間」ということを始めた。もちろんママでなくても、誰でも歓迎。ご自分では「水曜の1時から6時までひらいている、あんまりはやってない、お金のいらないカフェみたいなところ」と説明することにしていると仰る。その「紅茶の時間」を30年続けているそうだ。

 

今日のお話の中で特に印象的だったのが、「人をDoで評価しない」という言葉。Doつまり「なすこと」は数字に表しやすいので評価しやすいが、この価値観に偏り過ぎると良くない。特にBeー人間の土台ーがしっかり大きければたくさんのDoを乗せることもできるけれど、やせたBeのうえに多くのDoを求めると苦しくなるという。とても大切なことが含まれた言葉だと思う。

 

それから水野さんは金沢の近くにお住まいなのだが、今金沢の安保関連法に反対するママの会の人たちは、来年の参院選に立候補してもらう人を自分たちで見つけ、野党各党を回ってその候補者を応援してくれるよう頼み、候補者と政党の接着剤になろうとしているというお話もとても刺激になった。

 

野党第一党の民主党がどうも態度がはっきりせず、これでは準備不足で選挙になってしまうとジリジリするけれど、サッサとこういうふうに自分たちで行動を起こせばよいのだ。というより、それこそが本来民主主義のあるべき姿だ。「オレがオレが!」という人が立候補し、利益供与で金を使って当選するから私欲に走るようになり現在のような政治状況になってしまった。本当に信頼に足る人を押し立て、手弁当で応援し、当選の暁は真にみんなのために働いてもらう・・・。

 

水野さんは「来年の選挙の時には、みんなでスイミーになりましょう!」と仰った。今日の会の主催の「まどか文庫」とご自分のなさってきた活動に絡めての、絵本「スイミー」の引用だ。巨大な敵に対抗するため、小さな魚がたくさん集まって大きな魚の形になってやり込めるお話。敵は権力もカネも持っている。私たちは本当に必死になってたくさんたくさん仲間を集め、スイミーのように知恵を使うしかない。

 

Peace の Piece これも印象に残った言葉。

 

 

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