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よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

師走の朔日、贅沢なお昼でスタート

いよいよ今年も最後の月になってしまった。年をとるにつれ1年が早いのだけれど、それでも仕事を辞めてから少し時の進みがゆっくりに感じられるようになっていた。それなのに、今年は仕事していたころと変わらないような速さで1年が過ぎた気がする。

 

思い返してみれば、3月にSPYBOYさんの紹介文があまりに素敵で『スーパーローカルヒーロー』の映画の自主上映を決心してから、7月の上映会までいろいろ初めての経験をした。そしてその7月の後半からは駅前でのサイレントスタンディングに参加するようになった。

 

今まで誘われなければ動かなかった私が自ら動くことを課して、友人と会う場をセッティングしたりもした。そのうえユネスコの出前授業の回数も昨年までを大きく上回ったし、今年から短歌の会にも参加し始めた。こうして考えてみれば、この1年が昨年より早く過ぎたように感じるのも無理ないなと思う。

 

今日はその短歌の会の集まりだった。月に一度の例会でなく、いくつかのグループがいっしょになって発行している歌集の(結社というのだろうか)方の集まりだ。年に1回の集まりらしい。あらかじめ提出していた各自の作品の講評を聞いたり、互選で選ばれた作品の表彰をしてランチになった。

 

先生のみ男性で参加者はすべて女性(男の人は何で余暇を楽しんでいるのだろう)。先生も米寿だからかなり高齢だが、今日の出席者の最高齢は私たちのグループの96歳の方だ。耳が少々遠いのと歩行に杖を使ってはいらっしゃるが、とてもしっかりなさっていて前向きに短歌と取り組む姿勢にメンバー皆が触発されているようだった。

 

先生は、かつて行政が新しい「生涯学習」という概念を取り入れるときに協力を頼まれて携わられ、いまだにそのことに熱心で、生涯学習として短歌にずっと取り組んでくださいと、それは情熱的に力説なさった。

 

特に歌作りに興味があった訳でもなく、行きがかりのような感じで始めた短歌だけれど、好きな言葉の世界で遊べ、大してお金もかからず、年をとって少々あちこちの機能が衰えても楽しむことができるし、形ある作品が出来上がって場所を塞ぐ訳でもなく、これから先の長くなるであろう老後の楽しみとしては、なかなかに良いものと出合ったのではないかと思えて来た。

 

忙しく最後の月を迎えてしまった2015年だけれど、自分なりに収穫はたくさんあったように思う。今月もこれからまた盛りだくさんに予定が入っている。来年の充実につながるよう、ひとつひとつきちんと向き合って行こうと思う。

 

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