よんばば つれづれ

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日本中で集会がデモが、行われている!

とうとう強行採決。「国民の理解が進んでいないことは知っていますが、それより大切なことが・・・」と首相は言う。つまり「国民は愚かで大切なことが分かっていないから、私たちが勝手に進めてやるよ、だから黙ってな!」ということだ。

 

今、日本各地で抗議の集会やデモが行われているのだろう。信じられないことに夕方のニュースでNHKはこの件について触れなかったらしい。国会前ではすごい人数の参加者で逮捕者まで出ている集会が、NHKではなかったことになってしまった。大変な「大本営発表」状態だ。

 

全ての集会参加者の皆さんに感謝申し上げる。東京ではSPYBOYさんが国会前に行っていらっしゃるだろうし、尾道では「スーパーローカルヒーロー」の田中監督とノブエさんも参加すると、今日メールが来ていた。

 

豊橋でも最近駅前で「サイレントスタンディング」ということをしている人たちがいるそうなので、今日あたり大分参加者が増えていそうな気がする。私もピアノの練習日で出かけたので、夕方まで時間を潰して加われば良かったのだけれど、このところなぜか左足の調子が悪いこともあって帰って来てしまった。軟弱ものだ。情けない。

 

 

若い方が真摯に憲法と向き合っているブログに出合った。本来のテーマは哲学だけれど、9回にわたって色々な方面から憲法を考えていて興味深く読んだ。今日はその締めくくりの回で、よりいっそう感動的な文章だった。ぜひ読んでみていただきたいと思う。

 

philo1985.hatenablog.com

 

格調高い文章でどこも素晴らしいのだけれど、とりわけ

 

確かなのは、もう一度ゼロから憲法を作りなおして、それを国民の全員が喜びとともに受けいれるということは、よほどのことが起こらなければできないだろうということです。人びとが憲法ほどに大切な法律を打ちたてることができるのは、歴史のなかでも、ごく限られた時点にすぎません。それは、生まれてくる自分たちにたいして手渡される、けっして選択することのできない運命のようなものではないでしょうか。1945年8月15日は、たしかに大切な日です。けれども、日本国憲法が施行された1947年5月3日も、きっと、私たちの国にとってはそれに劣らないくらいに重要な日なのだということができると思います。

この部分など心に深く響いた。たしかに、よほどのことも起こらないのに党利や党略で考えた自民党憲法草案の、なんと志低く醜いことか・・・。

 

 

アメリカで大見得切って「夏までには!」と確約してきた、ただただそれを守らなければ!!!と安倍首相の頭にはそれしかないらしい。愚かな国民などどうにでも騙せると思っているようだ。これほど舐められたのでは、いかにお人よしの日本国民といえども、しっかりしっぺ返しをしなければ情けないではないか。なんとかみんなで知恵を出し合って、国民をばかにしてはいけないと思い知らせてやりたいものだ。

 

 

狡い首相は、こっちをうまく「ダマクラカス」ためには新国立競技場の方は折れたほうが得策と計算したらしい。計画再検討を指示したとか・・・。

 

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今年もよしずの出番が来ました(写真は去年の物)。