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よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

女性の知性は脚と唇に? 追記あり

夏ドラマも魅力的なものは少ないが、いちおう初回はいくつか見る。昨夜は堤真一さん主演の『リスクの神様』を見た。

 

堤さん始め、古田新太さん、吉田剛太郎さん、小日向文世さん・・・となかなか魅力的なおじさま俳優が名を連ねている。それに対して女優陣は戸田恵梨香さんと山口紗弥加さんとちょっと弱いけれど、『隠蔽捜査』とか『BORDER』のように女っ気がほとんどない良作も過去にあった。もちろん『64(ロクヨン)』も!

 

 

昨日見た限りでは、山口さんはほんの脇役でほとんど戸田さんが紅一点という感じだった。父親はリストラされたのち自殺、そのあと病気になった母親を抱えながら、大企業の役員にまで登りつめたスーパーキャリアウーマンという役どころだ。

 

まずまずの出だしで見入っていたのだけれど、そのキャリアウーマンが社長だったかと話をしているシーンがあって、男性の方が去って行ったあとカメラが引いてキャリアウーマンの足元を映した。その脚が、残念なことに「ものすごく優秀なキャリアウーマン」の脚ではなかったのだ。一気に冷めた。

 

実際には知能と脚の形の相関などあるとは思えないし脚の形は演技力でどうなるものでもないが、せめてキリッとした立ち姿であってほしかった。隙だらけのタルンとした雰囲気の脚だったのだ。その後ソファなどに座っているシーンでも同様に緊張感のない脚だった。

 

役柄によっては魅力的なのだろうが、戸田さんの口元も、どうも知的な女性の役には合わないようで、脚といい唇といいこれは演技力ではないのでキャスティングミスなのかもしれない。

 

ただ、優秀ながらも若さや経験不足からの甘さがあり、そこに腹黒いおじさま方の謀略のつけ込むすきが生まれて苦労するも、奈落から再び這い上がる苦労の中で彼女が成長し、どんどん顔つきも引き締まり立ち姿にも隙が無くなっていく・・・という演出がこれからあって、そのための布石のショットだったのであれば、「参りました」と言わなければならない。

 

 

それにしても、このドラマを見て、口元と脚というものがこれほど知性を感じさせるものだったのだと痛感させられた。生まれつきの顔もプロポーションも恵まれず、そのうえ隙だらけのダラダラの立ち方や座り方や表情をしていたら・・・と思うと恐ろしい。気を付けられることは気をつけなくちゃと思うけれど、体のあらゆる機関の能力が落ちていくのが老化なんだよなあ、あぁ!

 

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ネコは知性を問われないかもしれないけど、

アタクシはドリームと違って知性派よ。 ・・・byオーガスト

 

<追記>

興味深かったので触れようと思っていたのに忘れてしまった。

ドラマのスポンサーに日本大学が名を連ねていて、合間に「危機管理学部」のCMが流れたのが面白かった。いまや企業のナンバー2は財務管理部門でなく情報管理部門からとも言われる時代、情報管理を含む危機管理は官民ともにとても重要な部門だろう。

 

サイバー攻撃、情報流出、食品の異物混入、インターネットによるマイナスイメージの拡散など、危機に瀕する可能性の高いこの頃なので、危機管理学部は時代の求めるものだろう。アカデミックさは少々弱いけれども。

 

大学も存続の厳しい昨今、『リスクの神様』というドラマのスポンサー、という手は日本大学の危機管理策か。これが奏功すればいいけれど、ドラマ自体視聴率は低いようだし、費用対効果が得られなかった場合には「危機管理学部」の説得力が下がってしまうというリスクを抱えていそうだ。