よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

もうこれは絶対魔法! キンドル本購入体験

思いがけなくプレゼントで入手した電子書籍リーダーのキンドル、セットアップの時にもいちおう試しに青空文庫の無料の本をダウンロードはしてみた。今までも青空文庫の本はパソコンのブラウザで見たりしていたからかそれほど驚かなかったのだが、今回パソコンのインターネットのアマゾンのサイトで電子書籍を初めて買ってみたら、これが驚きの体験となった。

 

まず今まで通りにパソコンで、アマゾンのサイトで目的の本を購入する。このとき今までと違うのは「キンドル版」という方をクリックするだけだ。「ワンクリックで購入」というボタンを使うと、商品を選んだあとはもう本当に一回クリックするだけ。それで私のキンドルの中にちゃんと購入した本が入っている。

 

もう完全にマジックの世界だ。マジシャンが魔法の杖で箱をトントンとすると、さっきまで離れた場所にいる人が持っていたものが箱の中に移っているような、そんな驚きだ。

 

読みたいと思った本が、数分後にはもう手元に来ている。たとえ真夜中でも。

 

本の中には装丁まで含めて愛しているものがあるので、そういうものはどんなに手軽であろうと値段が安かろうと電子版を求めようとは思わないが、ものによってはやはりずいぶん便利なものだと思う。しかも家の中の「モノ」は増えないのだ。

 

で、今回購入した電子書籍は、半藤一利さんの「昭和史」だ。ちきりんさんの今度のソーシャルリーディングの課題本。別にソーシャルリーディングに参加したいと思ったわけではなく、このところ日本の近代史についてもっと知るべく勉強しているところだし、ちきりんさんも「日本人なら一度は読んでおくべき本」と言っているので、これは図書館で借りるより、資料として手元に残ったほうがいいだろうと思ってキンドル版にした。

 

まだキンドルを充分使いこなしているとは言えないけれど、かさばらないしバックライトなしで全く紙の本と同じ感覚でストレスなく読める画面だし、通勤している頃にこれがあったらさぞ便利だっただろうと思う。けれど3、4年前は電子書籍がいったいどの方向に行くのかまだ混沌としていて、端末を決めかねた。そうしているうちに退職してしまった。

 

通勤読書の時間は無くなったけれど、これからも電車を利用しての暮らしだし、家で読むにしても、実際に紙の本を買うもの、図書館で借りるもの、電子書籍で購入するもの、と使い分けれられれば便利だろう。

 

今日市民館で借りてきた本は古処誠二さんの『ルール』。第二次大戦下のフィリピンを舞台にした作品だ。密林の中で、自分の血を吸ったヒルを食べながら、勝てる訳のないみじめで虚しい戦いを続ける日本兵たち。このときから70年たって、私は魔法のように本を購入できる世界に暮らしている。

 

 

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ネコもパソコンを使う時代になりました。・・・ウソです。 byドリーム