よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

日本年金機構の悲しいまでの駄目さ加減

データの保管の仕方とかパスワード云々などではなく、何が悲しいって、ウイルスに感染しているのが分かっているパソコンを延々とネットワークに繋いだままにしていたことだ。

 

かつて私の勤めていた会社でも、1台のコンピューターがウイルスに感染したことがあった。社長もパートさんも含めて15人ほどの中小とまでもいかないような小さな会社だ。システムの専門家がいる訳でもなければ、ITに強い人がいる訳でもない。それでもウイルス感染が判明した時点で、何よりもまずネットワークから外した。だから被害はそのマシン1台で済み大変な事態にもならなかった。

 

中小零細企業でもできる対処すらせず何週間も放置しているような人たちに、自分たちの大切なデータを任せているのかと思うと、怒りを通り越して情けなく、悲しくさえなってしまう。

 

能力もあって真面目に誠実に働く気があっても、たまたま運悪く就職氷河期に当たってしまって、いまだに正規の職に就けないでいる人も多いのに、その年金機構の無責任な働きぶりの人たちは、恵まれた待遇で働いているのだろう。間違っても自分たちの年金のデータは、消失したり流出したりすることはないのだろう。

 

自分たちは安全圏にいるという確信があるから、そんな悠長なことをしていられるのだ。そしてどうしたら隠せるかとか責任から逃れられるかとか、そんなことを必死で考えていたのだろう。

 

社会保険庁年金記録消失問題が発覚した時、周りの職員たちが震えあがるほど関係者に厳しい処分をしていれば、こんな間の抜けた問題は起きなかったのではないだろうか。相変わらずの緊張感のない仕事ぶりをもろに見せつけられたようで、国民を舐めるのもいい加減にしろと思う。

 

でも、また適当に許されていってしまうんだろう。こう言っている私も、今回の長江での客船転覆事故の被害者の家族のように、関係者に泣き叫んで怒りをぶつけるような主張はとてもできない。

 

中国や韓国のああいうニュースを見ると、いつも日本との違いに驚く。日本人は穏やかで我慢強い。この国民性ゆえ上に立つ人はさぞ御し易いことだろう。

 

我慢強かったり穏やかだったりすることは本来良い所なのだけれど、やはり怒るべき時には真剣に怒らなければいけない。拉致被害者のこと、沖縄の基地問題、今回専門家が揃って違憲と判断した安保法制のこと・・・。

 

庶民は苦しい中から必死で払うのに、いい加減な取り扱いをされる年金保険料や税金。これほどまでに積み上がった国の借金にしたって、政治家や官僚のやり方が悪かった結果のはずだ。なのにその責任ある人たちは責任を取らないで、足りなくなったから消費税を上げます、社会保障は下げますって、勝手すぎるではないか。

 

ああっ、やっぱり悲しいなんてもんじゃない、腹が立つ!

みんな、国に対しておころうよ!!!

その点、SPYBOYさん(id:SPYBOY)は毎週末、首相官邸前の抗議に参加していらして頭が下がります。私も何か具体的な行動を考えなくては・・・。

 

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おとといに続いて。

中原淳一の「美しく生きる」とは決して外面のことではない。