よんばば つれづれ

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大学の教壇に立つ!

3月ころに、愛知大学社会学の教授から私たちユネスコの戦争体験継承活動について調査実習をしたいとの申し入れを受けていた。先方と当方のスケジュール調整がなかなかつかず、本日がその当日だった。

 

最初この話があった時、私は活動の内容についての簡単な聞き取りくらいに思っていたので気軽に引き受けたのだけれど、話を聞いてみると30人ほどの学生を相手に90分の講義をするということらしい。それではとてもまだ活動に加わったばかりの私では知識不足で間に合いそうもないため、先輩メンバー2人の応援をお願いしてチームで取り組んだ。結果的には、大学時代からユネスコ活動をし、この会にも発足当初から関わっている方が実にしっかり仕切って下さり、そのお蔭で無事終了することができた。

 

実は私はこの方の後継ぎとして昨年から一応グループのリーダー?という名目になってしまったのだけれど、まだ全然その器ではなく、一日も早くその方のようにしっかりまとめていけるよう修行しているところだ。

 

いつも小学校で行っている出前授業の内容を、ワークショップを抜いた形でほぼ再現し、子供たちの感想や意見の紹介、これまでの活動の成果と今後の方向などを話し、そのあと25分ほどの質疑応答の時間があって90分のひとコマは終了した。素人のおばちゃんたちの話だけれど、学生たちはまずまずちゃんと聞いてくれた。

 

このために何回か打合せをし、パソコンに強い男性会員にも手伝ってもらって、パワーポイントの映像も今までのものに少し手を加えたりして臨んだ。私はもちろん、先輩たち2人もこの2か月ほど、この一件はずっと頭にあったことと思う。なんとか無事に終了して、今日はいささかほっとしている。終わったあと甘いものか冷たい飲み物ででも「カンパーイ」といきたいところだったけれど、パソコンの助っ人が仕事の予定が入っていると言うのですぐ解散になった。

 

昨日、長男の家から一日早く誕生日のプレゼント(電子書籍リーダーキンドル)が届いていたのだけれど、昨夜は説明書を読んで操作してみる心の余裕がなかった。ドキドキしたわけでもないけれど、とにかく今日のことを終えてから落ち着いて手に取りたかった。

 

 

私の第64回目の誕生日は、大学の教壇に立つという、なかなかお金を出しても経験できない貴重な体験の日として刻まれた。こんな経験ができたのも、ユネスコの活動をしていたからこそ。これからさらに励まねば!

 

 

それにしてもさて、キンドルは果たして私の手に負えるだろうか。何年も前から興味津々だった電子書籍だけれど、便利に使いこなせることやら・・・。

 

 

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