よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

吉永小百合さんの美しい話し方

NHKの「ニュースウオッチ9」に吉永小百合さんが出演された。大越キャスターのインタビューである。私は特別吉永さんのファンではないけれど、外見の美しさはもちろんのこと、話し方の美しさに感心した。

と言っても、格別丁寧なわけでも上品ぶっているわけでもない。「いただく」のような謙譲語を過度に使うでもなく、とても自然体だったのだ。ひと昔(いやふた昔か?)前なら、特に感激することもなく聞き流してしまったかもしれない。

要するに今どきの話し方に毒されていなかったのだ。しかしこれが簡単なようで案外難しい。おそらく吉永さんはちゃんと気を付けていらっしゃるに違いない。無自覚でいれば、いつの間にか流されてしまうのだから。

今朝池上さんの、ロシア人に日本語が音楽のように美しいと言われて驚いた話をブックマークした。ちょうどその日に、近頃はなかなか聞けなくなった心地よい日本語を聞くことができた。外見の美しさに内面の教養、そしてきちんとした発声で美しい言葉を話す・・・これこそまさに「美人」。さすが天下の吉永小百合さん。


人のことはよく分かるのだけれど、いざ自分が話していることとなると、どんなことになっていることやら、さっぱり自信がない。「美人」は到底無理だけれど、せめて私も、ロシア人の耳に音楽のように響く日本語で話したいものだと思う。