よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

喜多郎コンサート

急に都合が悪くなって行けなくなった人のチケットをいただいて、喜多郎さんのコンサートに行って来た。豊橋市の公益財団法人国際交流協会の設立25周年を記念する事業で、無料。広報で案内があったけれど抽選なのでスルーしてしまった。抽選というものは大抵興味があっても応募しない。くじ運が悪いからサッサと初めから諦めてしまう習慣だ。それが今回幸運にも行けることになった。

世界的ミュージシャンである喜多郎さんのコンサートが無料でできるのは、彼が豊橋市の出身で、「豊橋ふるさと特別大使」というものをなさっているからだろう。お役所関係の式典に付きものの、お決まりの開会式のあと、トークを挟んで3曲の演奏という小ぢんまりとしたコンサートだった。けれども喜多郎さんの音楽世界の雄大さに浸ることができ、トークでは偉ぶるでも飾るでもなく、終始身に付いた自然体という雰囲気が感じられ、人間の大きさが感じられた。

先日天は二物も三物も与える人には与えるということを書いたけれど、喜多郎さんもそういう方のようで、演奏のバックに映し出される世界の美しい映像は、喜多郎さんご自身が仕事で世界中を回りながら撮影した作品だそうだ。音楽は3曲とも良かったけれど、特に最後の尺八を使った「マーキュリー」が印象的だった。