よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

じゃがいもの災害救助犬への挑戦

三日連続で動物話ですが・・・。



今日のNHK『ナビゲーション』は福島生まれの雑種犬「じゃがいも」の、災害救助犬試験4度目の挑戦の話だった。けなげだなあ、犬は・・・。4回も!そして今回もダメだったので、また半年後に試験を受ける(受けさせる)そうだ。

ジャガイモは震災後福島で生まれた6匹兄弟のうちの1匹。避難区域の住民である飼い主が里親探しをNPO日本動物介護センターの山口さんに依頼し、山口さんはじゃがいもを自分の団体で引き取り、災害救助犬にする決心をされた。本来雑種は救助犬には向かないらしいが、山口さんは多くの被災地の犬たちのことに関心を持ってもらうため、じゃがいもに困難な挑戦をさせている。

じゃがいも自身がこの挑戦をどう思っているのか、というのがちょっと気になるけれど、そもそも犬という動物は、飼い主の歓心を得ることを喜びとするようでなので、過度な負担になってはいないのだろう。その点が猫とはかなり違う。猫は人の関心は引きたがるが、歓心を買うことには興味がない生きものだ。

今回は合格まであと一息というところまで行っていたので、じゃがいもの努力が報われて、次回こそ合格することを私も祈りたいと思う。そうすればおそらくそのニュースがメディアに取り上げられて、一時的にせよ、山口さんの願ったように、被災犬たちに再び世間の視線が集まるかもしれない。

けれども大切なことは、被災したペットや、今なお苦しい状況から抜け出せない人々のことを、私たち震災前と違わない生活ができているものが、忘れないことだろう。自分なりに何かしらできることをすればもっといいけれど、少なくとも忘れないこと。人間にとって一番悲しいことは「忘れられること」だと思うから。



去年もNHKでこのNPОの取り組みを取り上げていて、その時に書いたブログ『東電の2年、犬たちの2年』はコチラ