よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

更生保護女性会って、どんなことするの?

そもそもは、戦後、法を犯してしまった人が罪を償って社会に戻るときに、戻りやすい社会であるようにということで、更生保護制度というものができたことに始まるようです。それから各地でそのための活動をする婦人の会が結成され、徐々にそれらが連帯し組織だって運営されるようになりました。近年では「婦人」という言葉はあまり使っていい言葉ではないようで、平成15年に「女性会」に名称変更したようです。

そのような訳で、活動の第一の趣旨はまさに「更生」のお手伝いで、そこからまず罪を犯さない人を育てなければということで、「青少年の健全育成」も活動の大きな柱として加わりました。私の所属するグループでは、更生者が暮らす寮の清掃奉仕に行ったり、少年院や刑務所内の運動会の見学といった行事もありますが、健全育成(それであいさつ運動のため朝校門に立ったりする)や防犯のための活動のほうが主力といった感じです。

本来は自発的ボランティアで所属するのでしょうが、私のグループ(地域の小学校区ごとにグループが一つある)のほとんどの人は自治会の組長になって、そのなかの仕事の一つとして「更生保護女性会」に所属することになった人たちです。そして組長は1年の任期で終わっても更生のほうはできれば最低2年してほしいと言われ、2年活動して抜ける人がほとんどです。でも毎年4月の市全体の総会に出る(なかば強制)と、10年とか15年続けていて表彰を受ける人が少なからずいます。

以前に組長をした時にこの会のことを知り関心はあったのですが、活動の大半が平日の日中であるため勤めていたときには引き受けることができませんでした。去年は仕事を4月で辞めることにしていたので、皆が引き受けたがらないこの仕事を自ら希望しました。そうして今年が2年目です。

実際に活動に加わってみて感じたのは、組織や活動の硬直ということでした。発足当時は高い理念があったのでしょうけれど、いまは(予算がつくので)ひたすら例年通りの年間スケジュールをこなしているのみという印象でした。そしてそれが一部の熱心な活動家の自己満足になっている・・・。

お役所の外郭団体や歴史の古いボランティア団体ならどこにもよくありそうな問題です。何百万単位の予算を使うのなら、もっと効果的な活動が考えられるのでは?と思うのですが、「これこれの予算で今年はどんなことをしましょう」ではなく、すべて年間にするべきことは決まってしまっているところから始まるのです。

という訳で、ボランティア好きで時間リッチになったことでもあり、真剣に取り組む活動を探していた私でしたが、最低限の2年を務めたら退会するつもりで奉仕中です。


日本更生保護女性連盟のホームページです。
http://www.kouseihogo-net.jp/hogojosei/index.html



嫁からお花が届いたので写真を追加します。