よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

日常への帰還(おおげさな)

お風呂に入ってやっときらびやかなおとぎの世界から、日常に戻った気分です。楽屋で白塗りの化粧を落とし、普段のメイクで戻って来ましたが、首筋や手の甲にはまだおしろいが残っていたし、髪はびんつけ油の名残りでぺったりしていましたから。

素人歌舞伎とはいえ、衣装はなかなか見事なものでした。もちろん演じ手も主役級の方になると堂々たるものです。これだけの舞台が無料で見られるのですから、歌舞伎は興味あるけど本物は敷居が高い・・・と思っていらっしゃる方は、ぜひ地元のこうした団体の公演をご覧になるのも面白いと思います。

ちゃんと上手に掛け声をかけてくださるお客様もいますし、おひねりも雨あられと飛んできました(私にではないことは言うまでもありませんが)。おひねりを間近に見たのは5つか6つの子どもの頃に、町内のお祭りで日本舞踊(そのころちょっとだけ習っていた)を演じた時以来なので、今頃のおひねりがカラフルな色の紙に包まれていたり、中には金や銀の紙に包んで細いリボンで縛ってあるしゃれたものもあることに驚きました。

白塗り化粧に腰元の衣装できらびやかな舞台のはじっこに連なって、珍しくも楽しい経験をすることができました。「来年もやるでしょ」「続けるでしょ」と言われましたが、まだその答えを出すことはできません。けれども今回味わった緊張感や昂揚感はちょっと普段の生活では出合いにくいものですし、また今回の経験の中で学ぶこともたくさんありました。

さてこれで喉や体調の心配をしたりせずに(たとえ端役でも休んだら大勢の方に迷惑をかけてしまいますから)明日からは普段の生活に戻れます。私がぐうたらしているうちに日の出も6時くらいになってきているので、朝一番のウオーキングも始められそうです。