よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

都知事選が残念すぎます

明日は東京都知事選の告示日だけれど、候補者の方々の平均年齢のあまりの高さにびっくり。すっかり政界から引退なさって趣味三昧と思っていた方が”注目候補”だなんて。しかも前任者と同じお金の問題を問われて、説明責任も何もうっちゃってとっとと「ボク、やーめた」って感じの退場をなさった方なのだから、これは悪い冗談?私は東京都民ではないので傍観者なのだが、さぞかし都民の皆さんも投票に力が入らないことだろう。

どうして首都東京の知事選だというのにこんなに高齢者ばかりなのだろう。影響力のある東京から日本を変えるとか言うのであれば、ぜひ政治家の若返りも東京から始めてほしい。トップに立つ人の大切な仕事の一つに後継者を育てるということがあると思うが、日本では政界も財界もこれができないトップが多いのだろうか。桜が愛され「引き際」の美しさに拘泥する日本なのに、ここばかりはさっぱりだ。政治手法は別にして、あれだけ支持率が高くても珍しくきっぱりと見事な引き際を見せた小泉元総理も、結局なんだかんだと舞い戻っている。

ちきりんさんのサイトの立候補してほしい人のアンケートでは大前研一さんが一位だった。年号が平成に変わったばかりの頃大前さんが平成維新の会を始められ、いよいよ日本の政治も変わるかしらと私はワクワクした。結局あまり大きなうねりになることもなくいまだに相変わらず、むしろ政権交代があってかえって閉塞感が強まってしまったような状況だ。大前さんは、残念ながらちょっと時代が追い付くのに時間がかかり過ぎたというところだろうか。


いまどきの言葉で言えば「オワコン大会」みたいな状況で、投票率もあまり上がらないだろうし、とりわけ若い人には選択肢がなさ過ぎて、でも棄権したくないという人には辛いことだろう。なんだか大金をかけて選挙をして、一歩前進二歩後退にならなければいいけれど・・・。