よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

平和教育出前授業

今年最後のユネスコ活動の出前授業の日で、市内の小学校に行きました。今回はそもそも学校側の誘導が遅くて児童が会場に集まり終えたときは、すでにスタート時刻を10分ほど過ぎていました。戦争体験を語る方がまた延長なさったため、児童のトイレ休憩とワークショップの時間を5分ずつ縮めたものの、結局最初の遅れは修正できないまま終わりました。

今年はこれで活動が最後になるからというので、学校を出たあと反省会をかねた昼食会が催されました。最近活動に加わったメンバーが紹介され、感想や意見も求められたので、僭越ながら私は感じていたことを言わせていただきました。

まずはとにかく時間厳守。事前に打ち合わせ、時間の確認も取り、さらに当日残り時間や「おわり」の表示を示しても効き目のない方には、話の切れ目で「ありがとうございました・・・」と割って入るくらいしてもいいのではないかと提案しました。それとわれわれが提示するのは体験談とか当市の空襲や戦争遺跡について「調べて知ったこと」だけで、それらの材料を利用してどう導くかは教師の仕事であり、どう考えるかは子どもたち自身がするべきではないかということです。ともすると語る人自身の考えが強く出てしまう場面が見られ、それに少々疑問を感じたのです。

先輩メンバーの方が新参者に意見を言う場を作ってくださり、しかもその意見を今後に取り入れる姿勢を見せてくれたことで、やはりこの活動に参加してよかったと思うことができました。

それにしても毎回感じるのは子どもたちの力です。真剣に話を聞いてくれますし、ワークショップでもてきぱき意見を言ったり仕切ってくれたり、最後に班を代表して発表する子も上手にまとめて言える子が大半です(でも積極的なのは女の子が多い。班長も大半が女の子)。子どもは大人が思う以上にしっかりしているし、成長していく力も持っています。ただ周囲から吸収していくため、近くにいる大人なりになって行ってしまうことも多く、だんだんこうした素直さや真剣さを失っていくことも少なくないのでしょう。おとなはがんばらなければ!と思います。

出前授業をしながら、教わっているのは私たち大人の方なのだと毎回感じさせられます。少しずつ経験をつんで、子どもたちとより有意義な関わり方のできるスタッフに成長していきたいものです。