よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

笑ってよ、お母さん

やっと暑さも収まって、なんとか車椅子で散歩できる陽気になった土曜日、早速母を外に連れ出しました。暑くなる前に散歩したときに行った、住宅地の中の小さな公園に行きました。幼児や小学生など5、6人の子どもたちが遊んでいました。

この前来たときにはその遊ぶ姿を嬉しそうに眺めていた母なのに、今回は表情に何の変化もありません。私が言葉を掛けてもまったく興味を持つ様子はありません。日差しも優しく、心地よい風が頬をなでているのに「外の空気、気持ち良くない?」と言うと、ただ「疲れた」と言うのみです。「帰ったほうがいいの?」と聞くとコックリ頷きます。残念ながらあっという間にお散歩終了となりました。

ほんの2、3か月なのに、もう全然散歩を楽しむことができなくなっていました。体調には波があるのでまた楽しめる日もきっと来ると思いますが、思いますが・・・やはり応えます。


どんなに楽しい体験をしてもすぐに忘れてしまう、それでもなるべく楽しい瞬間瞬間を味わってもらおうと思う、と以前にも書きましたが、確実にその瞬間の喜びさえ味わえない時間が増えてきています。子育てと違って、高齢者の介護とはほんとうにせつないものです。