よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

残念!ストーリーもキャストも

昨夜から新しいNHKドラマ10『ガラスの家』がスタートしました。以前も書いたように私は結構この枠のドラマに期待(と言うかNHKのドラマはわりと類型的でなく期待値は高い)しているのですが、このところあまり良い作品に出合いません。

年齢のせいもあるかもしれませんが、私は恋愛ドロドロものがあまり好きではないので、ちょっと今回のものは嫌な予感はしていました。キャストの面でも、なんと言っても藤本隆宏さんが斉藤工さんや永山絢斗さんの父親って、それは無理がありすぎでしょと思いました。それでも元オリンピックの水泳選手とは思えないほどの演技達者な藤本さんなので、うまく老け作りして納得させてくれるかなと一縷の望みを抱きましたが・・・。

結果は(まったく老け作りナシ。どう見ても親子ではなく三兄弟)やはりとても違和感があって話に入り込めませんでした。斎藤さんは、演出がただ女性視聴者狙いでセクシーに見せたいだけか?と思えるほど優秀な官僚という感じがしなかったし。それに次期次官かというほどのキレ者にしては、年頃の息子たちといくらも年の違わない自分の後妻を一緒に住まわせるなんて、考えがなさすぎます。ものすごくお人よし(ではエリートになれないだろうけど)というならまだしも、人一倍嫉妬深いくせに!息子と若く美しい義母との悲恋にもっていきたければ、見る側をすんなり納得させるだけのお膳立てをよほど周到にしなければなりません。9回も続くようなので、これから霞ヶ関や永田町の権力争いのドロドロも描かれるのかもしれませんが、初回を見た限りでは次また見ようという意欲が湧きませんでした。

そもそも現代は悲恋を描くには不幸な時代です。あまりにも自由で「何でもあり」の世の中だけに、もう"禁断の恋"というものが存在しないも同然です。『金曜日の妻たちへ』がヒットした頃は、まだまだ不倫が社会的にタブーだったのです。目下大評判の『半沢・・・』の後番組は、キムタクが未来から送り込まれたアンドロイドという設定の話のようですが、本当にいまや時空を超えた話にでもしなければ、恋に苦しむ話は成立が難しくなってしまいました。

嵐が丘』『ロメオとジュリエット』『野菊の墓』『伊豆の踊り子』・・・シンプルに悲恋が成り立っていましたね。もしかすると現代の若者があまり異性に興味がないのも、自由すぎるということもあるのかもしれません。少し困難や障害があるほうが人は燃えるものなのでしょう。


キミタチごめんね。。。

アタシは恋を知りません



アタシも知らニャイそれっておいしいもの?