よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

腰痛との付き合い方

今日の「クローズアップ現代」は腰痛がテーマでした。今までの腰痛の常識を覆すようなことが分かってきたそうです。ヘルニアであっても全く腰痛を感じない人も多数存在すること。腰痛はヘルニアのような物理的痛みもあるけれど、ストレスなどの精神的な要素がかなり影響することもあるのだそうです。

私と腰痛との付き合いはもう40年になります。最初の子どもを妊娠し、ある程度お腹が大きくなったころから始まりました。お腹が大きくなって姿勢も変わったし、妊娠に伴う避けられないこと、くらいの軽い気持ちでいました。出産が終われば当然腰痛もなくなるものと思っていました。

ところが出産を終えてもいっこうに腰痛は去らず、それから何十年も人生を共にすることになりました。当時は神奈川に住んでいたので北里大学病院で精密検査も受けましたが、原因は分かりませんでした。腰を意識しない瞬間はないというくらいいつも重苦しい腰が気になり、気付けばこぶしで腰をトントンしている・・・という暮らしがずっと続いたのです。

そして30歳になるかならないかくらいの時、起き上がることもできないほどの強烈な痛みに襲われました。寝返りもままならないので寝ていてもつらいのです。かといってトイレに起きるのさえ大仕事で、寝ているのがつらいからといって起きていることもできません。そんな痛みが数日続きました。病院に通い薬を飲みなんとか少しずつ良くなりましたが、痛みが右足に下りてきてびっこをひいて歩いた期間もありますし、そのあと長い時間正座をすると足に痛みが残るようになってしまいました。

その後も何回か同じような重症の腰痛を経験し、遠回りのようでもやはり筋肉をつけなければダメだと思い、腹筋背筋の運動をするようになりました。何度も経験したことで、重症になる前兆のようなものも分かるようになりました。あやしいなと思ったら、自分で背中から腰の筋肉をもみほぐすようにしたり、マッサージチェアにかかったりして筋肉の緊張をほぐすようにすると、重症になるのを回避できるようです。

こうして何年か経って、気付けば腰をトントンすることもなく、だいいちあまり腰を意識せずに過ごせることが多くなりました。最初の重症腰痛を経験した時の倍ほどの年齢になったのに、あの頃より今の方が快適に生活できているようです。確かに思い返してみると、ひどい腰痛が起きたときは、勤務先が倒産する時とか転職する時とかストレスの多い時期と重なっていたようです。人間の身体ってほんとうに不可思議なものです。

積極的に長生きしたいとはあまり思わないのですが、生きている限りなるべく快適に自分の体が動くよう、朝のウオーキングに始まり、ストレッチ、筋トレと毎日なるべくさぼらずに続けるようにしています。

人類が二足歩行を始めた時から、腰痛は運命付けられているとも言います。近頃は身体に装着して人間の動きを助けるロボットの研究も進んでいるようですが、願わくばずっと背筋もしゃんとして、自分の足でさっさと歩けるお婆さんでありたいものです。