よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

これでめでたく終わりになるといいのですが

中小企業退職金共済機構から退職金(と言っても零細企業の中途入社で11年の勤務ゆえほんのすずめの涙ですが)が振込みになりました。会社の退職金規定による金額より、この共済金積立の金額の方が多いため、超過分は返金するようにとかねて社長に言われていたので、今朝9時になるとすぐ金融機関に出掛け会社の口座に振り込みました。

在職中から何度も何度も「もう退職金の手続きはしたか、超過分を・・・」と言われ、そのたびに「退職後でなければ請求できません。在職中だと解約するしかなく、金額が大分減ってしまって、会社で追加を出さなければならなくなります」と説明をしました。退職してしまってからでは私が返さないのではないかと心配で仕方がなかったのでしょうか。私がそういうことをする人間かどうか、11年間ずっとすぐそばで私の仕事ぶりを見てきたのに、そんなことさえ分かっていないのかと呆れました。だから入金になったら即行で返金し、きれいさっぱり会社とのつながりを断ち切りたいと思っていました。

この制度は、往々にして立場の弱い中小企業の従業員を保護するために作られているので、積立金受け取りに関しては会社が受け取ってしまうことのないよう、かなり厳しく従業員本人かその遺族しか受け取れないよう規定されています。その精神から言って超過分を返すということは考えにくいので、改めてこの機構のホームページで確認してみたのですが、やはり多いからと言って会社が受け取ることはできないことになっています。だからこの制度に合わせた退職金規定にするか、掛け金を調整するようにと謳われていました。制度を導入したのは社長なのですから当然初めにこうしたことの説明も受けているはずです。

会社で積み立ててくれていたのだし、規定以上の退職金をもらうつもりはありませんが、従業員のための制度であるため、国が助成してくれたり全額経費として認められたりというメリットがあるのですから、厳密に言えば多めに積み立てて超過分を会社が受け取ることは不正と言えます。まあしかし、とにかくこれで会社と一切縁が切れました。仕事に関する質問の電話が来なければ、という条件付ではありますが・・・。