よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

「私の行きたい国」というテーマでスピーチ

仕事を辞めてから始めたことは演劇のほかにもうひとつあります。近くの教会の英会話教室に通うことです。去年の秋チラシがポスティングされていて、ちょうど退職を考え始めていた頃だったので、仕事を辞めた暁には・・・とそのチラシをとっておきました。一ヵ月半遅れにはなりましたがやっと退職することができ、早速連絡を取ってゴールデンウイーク明けから通い始めています。

3回目の今日はスピーチの日でした。テーマは「私の行きたい国の紹介」で持ち時間は一人5分程度、なるべく原稿を見ないで話せるように、という課題を先週与えられていました。考えた結果、私は『地球家族』という写真集で紹介されていて、衝撃的だった西アフリカのマリについて話すことにしました。

『地球家族』には世界30か国の平均的な家庭が紹介されているのですが、その家族写真がとてもユニークで、家の前に家財道具一切を出してその道具と家族を一緒に写真に収めているのです。その中でマリは最も家財道具が少ない国のひとつです。1番目のマリと30番目の日本(別に道具の少ない順という訳ではありませんが)。そのあまりの違いに愕然とします。つくづくなぜ私たちはこれほど多くのものを所有しなければ生きていけないのだろうと考えさせられます。

私だけがちょっと趣が変わっていたためか、聖書の勉強に移る間のお茶の時間はマリについてに話題が集中しました。メンバーの中に「私マリに行ったことがあるんですよ。海外青年協力隊で学校を造ったりしに・・・」とおっしゃる方がいました。別の方は知人の影響でマリを知り、ほんの少しだけれどずっと募金に協力したりしてるとのことでした。私はマリなんてマイナーな国の話で誰も知らないだろうと思っていたのですが、10人にも満たないような教室のメンバーなのに行ったことのある人がいたとは驚きでした。

マリに行ったという方は、やはり協力隊の活動でネパールやブータンにも行かれたそうです。自分の不明や狭い世界で生きてきたことを痛感すると同時に、このサークルに加わってやっぱり良かったと思いました。ネパールの子の里親をしてましたと言うと即座に別の方から「フォスターペアレントとかっていうのでしょ」と返ってきました。2歳くらいの男の子を連れて来ている若いお母さんはオランダに4年半、ドイツに10ヶ月住んでいたとのことで、スピーチはあんまりペラペラで私には少々難易度が高すぎました。このサークルで先生(30代くらいの日本人の牧師さん)からはもちろん、メンバーの方々からもいっぱい学ばせてもらえそうです。


『地球家族』世界30か国のふつうの暮らし  TOTO出版