よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

不妊治療問題

人気ブロガーのちきりんさんが『不妊治療に関する課題出しエントリ』を書いていました。問題が多岐にわたるので今のところ課題提出でとどめ、twitterで意見等ももらって整理してから改めて書くそうです。

この課題の中に
「年齢が高くなると不妊治療の成功率が下がること、また、どの程度、低くなるのか、などの知識が普及していないために、課題2が起こっていること(年齢別の妊娠しやすさに関する知識不足問題)」
というのがあり、これについて私もちょっと書いておこうと思いました。


女性はある年齢になると月一回の排卵が始まります。「排卵」というので、てっきり「その都度作られて出てくる」ものだと思い込んでいました。オギャーと生まれたときに女の子なら一生分の卵子がもう体内に作られているなんて、結構最近まで知りませんでした。数ヶ月前NHKの『クローズアップ現代』で取り上げているのを見て初めて知ったのです。義務教育期間に教わったことはかなりの程度で頭に入っているつもりですが、教えられた記憶がありません。マスコミや本などで目にした記憶もありません。職場の昼休みに若いパートさんたちに話してみましたが、知っている人はいませんでした。

なぜこんな大事なことが当の女性にすら知らされないのでしょう。生まれる時点で一生分の卵子ができていて、古くなればなるほど妊娠の確率が低くなること、これは自分の人生設計をきちんと考える人ならとても大切な情報だと思います。

物事全般に亘って「なるべく自然に任せる」主義の私は基本的には人工的なことはせず自然に子宝を授かるべきだと考えています。できない夫婦にはきっとまた違う使命が神様から与えられているのだ、と思います。またどうしても欲しい場合、血にこだわらなくてもいいのではないか、養子という手段にもっと社会全体が正面から向き合うべきではないかと考えています。「家族」というときに大切なのは血のつながりではなく、ともに暮らす中で生まれ育っていく「情」こそが大切だと思っています。

子どもを生み育てる環境や条件を熟慮し、良き親になるために真剣に考えて、社会にとっても大切な宝となる子どもを育ててくれそうな、責任ある親になれそうな人たちが、あれこれ悩み考えているうちに年齢が高くなって、いざ子どもがほしいと思ったときには妊娠の可能性が低くなってしまっているというのは残念です。

打つ手がなければ辛いけれど運命を受け入れるだけ、悩むことはありませんが、現代は選択肢がたくさんあるだけに難しい問題です。私自身「なるべく自然に任せる」とは言いながら、いざ本当に自分に子どもができなかったら、どうしていたか分かりません。いつも独自の切り口で物事を考える新しい視点を教えてくれる、ちきりんさんのブログで問題が語られるのも楽しみに待ちたいと思っています。