よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

地球でいちばん幸せな国ーブータンー

今NHKの「地球イチバン」を見ました。時任三郎さんのブータンルポ。昨年日本を訪問なさった若き国王夫妻の、すがすがしくてとても素敵な印象もまだ強く記憶に残っていますが、あの『国民総幸福』の国、ブータンです。

大半の人が幸せを実感し、人をうらやんだこともなく、病気やお金で困ったとしても頼れる人がいっぱいいると感じているのだそうです。ヒマラヤを越えてやってくる鶴を気遣って、電線を引くのをやめ電気のない生活を続けることになっても不満を感じません。寒い季節は牛も冷たい餌はつらかろうと、温めた餌をやるという優しさ。家族隣人はもちろん、ともに暮らす生きものも自然も大切にして、ゆったりゆっくり暮らすブータンの人々のなんという豊かさ!

東大生の親は年収1000万円以上の層が多いとか言われ、病人は救急車でたらいまわしにされた挙句手遅れで亡くなったり、都会の片隅で誰にも知られず孤独死や餓死する人が日々報道される私たちの国。ブータンでは学校も病院も基本的に無料だそうです。幸せの根本は大切にされている、守られている、という実感でしょう。国も守ってくれている。地域の人たちも守ってくれる。もちろん家族はいつもいっしょ、いつも守ってくれる。こうした安心感が、時任さんが、「ブータンに着いたとたん、もう空気がゆったりして、穏やか」と感じたゆえんかも知れません。

日本は政治家が悲しいほど劣化していることもありますが、私たちひとりひとりの心にも、いっぱい問題はあるように思いました。

幸福は探すのをやめたとき、そこにある

示唆に富む言葉です。