よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

ラーメンを食べる姿まできれいなフカキョン

せっかくのんびりできる金曜日の夜なのに、なあんにもいい番組もないし、仕方ないこれでも見るか・・・と第一回を見た「専業主婦探偵〜私はシャドウ」。これがなかなか面白くて、結構楽しみに見ています。

コミックが原作らしく、細かなところではちょ、ちょっと・・・という部分もありますが、とにかくほのぼのした雰囲気と、なんといってもフカキョンが可愛らしくて見入ってしまいます。よんばばの私が見ても可愛いのだから、殿方は「ああ、こんな奥さんがいてくれたら!」と思わずにはいられないでしょう。こんな可愛い奥さんに「だんな様(ドラマではフミクンと呼ぶ)のために生きることが私の幸せ」なんて尽くされたら、勇気りんりん瑠璃の色!(古っ!・・・っていうことさえも分からないよね60歳以上しか)仕事バリバリがんばっちゃうぞ!!!だと思うんだけど、フミクンは「そういうの重たくて・・・」なんて言うんですよね。男はひとりになる時間が必要なんですって。

でも、女だってひとりになる時間は必要です。だーい好きな息子たちと暮らしていたときでも、彼らが自室に引き取ったあと、ひとりでゆっくり味わうコーヒーは私のビタミン剤でした。ただ子育て中の忙しい時期はなかなかそんな時間さえ取れません。そして母性神話から女はひとりの時間を持ちたいと口にすることもはばかられる、そんな女性の気持ちもだんな様方ちょっと知ってねって思いますが。

話がそれました。フカキョン扮する若奥様芹菜(セリナ)は、ちょっとおっとりしていて引っ込み思案、ラーメンの替え玉が体験したくて行ったラーメン屋さんでも、なかなか「替え玉お願いします」が言えません。探偵としていろいろな経験をする中で少しずつ強くなり、ある日勇気を奮って「替え玉下さい」と言えるようになる、ということで時々ラーメン屋さんでのシーンが出てきます。そのときのラーメンを食べるフカキョンがとても素敵でした。

ラーメンを美しく食べられる女性タレントさんってあまり記憶にありません。グルメ番組の女性レポーターなど「ギャラもらって食べてるんでしょ」と思うのに、長い髪をかき上げながら麺をいっぱいほおばって、口に入りきらずブチッと噛み切って、麺が束になってどんぶりに戻っていくシーンをよく目にしますが、フカキョンの食べ方は実に優雅です。この番組でのコミカルな演技の可愛らしさといい、今までCMの彼女しか知らなかった私の中では、好感度急上昇です。

愛し合って結婚したはずなのにいつの間にか心がすれ違って、傷つけあったり不倫に走ったり、現実世界でもドラマの中でもそんなことばかりの多い現代だからこそ、ひたすらにフミクンを愛する芹菜の姿にガンバレと声援を送りたくなります。自分の人生を生きるとか自分探しとかオンリーワンとか声高に言われることの多い時代に、「シャドウと言われてもいい、夫の喜びが私の喜び」と言う専業主婦としておっとり生きる芹菜に癒されます。でも彼女の成長物語なので、今後どんな展開を見せるのか、できればしっかり女性になってキャリアウーマンの道へ・・・なんてならないでほしいなと、よんばばとしては願っています。