よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

得した気分の休日

このところ考えることが多くて、うっかり文化の日の休日を忘れていて、今週が始まってから「あっ、今週は休日があるんだ!」と気付いたのです。それでなんだか得した気分。

何もしないでいるとついつい懸案事項に心を占められるので、伸びてしまったアイビーを刈り込みました。今住んでいる公営住宅に入居できることになった時、コンクリートの建造物だけでなんとも冷たい感じがして嫌でした。1階なのを幸い、共用スペースである芝生部分(といっても殆ど草が生えているだけ)を使って、ガーデニングを始めました。始めの何年かはなかなか緑が大きくならないなあとじれったい思いでしたが、ある時期を過ぎるとアイビーもその他の木々たちも、たくましくグングン成長し始め、近頃ではその刈り込みに追われます。一時期思うところあって刈り込まずにいたらアイビーは建物の2階部分まで這い上がっていくし、鳥が落としたらしい種から芽吹いた木も2階まで伸びて、上の住人から苦情が来てしまいました。(反省)その刈り込みのために特大の脚立を買い、こわごわそれに登って作業する羽目になりました。それ以来なるべく伸び過ぎないうちに対処するよう心がけています。

安曇野碌山美術館や、原宿の同潤会アパート(再開発で新しい建物になり確か今はもうない)など、ツタに覆われた建物は第三者として眺めるのは風情があって素敵ですが、アリなどの虫が入ってくることを覚悟しなければなりません。風景としてはロマンチックでもその中での生活は必ずしもロマンチックではありません。2階から苦情の来る公営の集合住宅でなく自分の一戸建ての家だとしても、ツタの絡まる建物は私には無理だと知りました。

それにしても、アイビーだけでなく、ローズマリーモッコウバラも繁る、繁る。木ではありませんが、ランタナツルニチニチソウも広がる、広がる。プミラも小さなビニルポットの一株を寄せ植えの鉢に植えただけなのに、いまや放っておいたらうちの庭全部でも覆い尽くしそうな勢いです。プルーンバーゴもジャスミンも鉢植えで買って、花が終わった後地面に下ろしたら、鉢の中で可憐にしていたものとは別の植物のように大きくなってしまいました。正月用のミニ盆栽の10センチほどの浅い鉢に収まっていた南天も地植えにしたら数年で窓より高く伸びてしまいました。コンクリートだけで殺風景・・・と思った頃が懐かしい。今やちょっと気を抜いたらうちは緑に取り込まれてしまいそうです。


ガーデニングを始めて間もない頃。まだ遠慮がちな緑たち。