よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

93歳漫画家デビュー

「93歳で漫画家デビュー」というニュースがヤフーのサイトで目に入りました。青森県の93歳の竹浪正造さんが56年間描き続けてきた漫画が、あるテレビ番組で紹介されるや大反響を呼んで出版のはこびとなり、オリコンランキングのBOOK部門でみごと15位に初登場したのだそうです。99歳でデビューした詩人の柴田トヨさんの処女作『くじけないで』も100万部突破と健闘していて、竹浪さんの活躍も注目を集めそうだと紹介していました。

いいですねえ。こういうニュース。その気になって探せばまだまだいっぱい見つけられそうです。マスコミは陰惨な事件や相も変らぬ政局やつまらない政治家の揚げ足取りばかりでなく、もっとこういうニュースも拾って私たちを明るい気分にしてほしいものです。毎日真面目に新聞を読んで、ニュースもしっかり見ていると、気持ちが暗くなってしまいます。プラス思考で気が強いと自信を持っている私でさえ、生きているのが嫌になってしまうこともあります。まして繊細な神経の持ち主ならどんなに辛いだろうと思います。

耳目を集める新しい事件がないと、不必要と思われる後追い報道をしつこく続けることもあります。そこまで知りたいとは思わないし、かえって微に入り細を穿つ犯罪の手口や逮捕の糸口などの報道は、これから悪事を働こうとする人に知恵をつけてしまうのでは?と心配になることもあります。そんなことに紙面や時間を割くくらいなら、良いニュースや市井の片隅で地道にがんばっている人を紹介したりする方が余程人々のためになるのにと思います。


それにしても93歳とか99歳でデビューとは・・・、たかが60歳の私はハナッタレですね。うかうかしてられません。グランマ・モーゼスさんが絵を始めたのは75歳頃だそうです。超高齢化の時代、60の手習いでも、まだまだ先は30年も40年もあるのです。十分何事かなせる時間です。素晴らしい先達の方々がいてくださるのは本当にありがたいことですね。