よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

本、動画等感想

朱川湊人さんを頼ったら、期待以上だった『オルゴォル』

昨日私は気持ちがどうしようもなく落ち込んでしまって、音楽に頼ったり本に頼ったりした。先日『幸せのプチ』でほのぼのさせてもらった朱川さんの本なら、きっと慰められるだろうと、ちょうど市民館の書棚に並んでいた『オルゴォル』を手に取った。 著者を信…

ささやかな幸せを感じる『幸せのプチ』朱川湊人著

大阪万博の頃から東京スカイツリーが話題になる頃までの、都電の走るある下町の片隅の物語。ニュースになるほどの大きな出来事はないけれど、そこに暮らす人たちにとっては毎日さまざまなドラマが繰り広げられる。そこから6つの物語を掬い取って、心温まる…

京極夏彦著『書楼弔堂 破曉』弔堂主の脳内キャストは木村草太さん!

先日『炎昼』を読み、面白くて第一巻の『破曉』を読んだ。順序が逆になったが、ほとんど問題なく楽しむことができた。 yonnbaba.hatenablog.com この巻に取り上げられた人物は、絵描きや物書きといった文化人だ。そして、その中に一人だけ意外な人物が入って…

『難民高校生』仁藤夢乃著―絶望社会を生き抜く「私たち」のリアル―

著者は現在27、8歳で、どこにも自分の居場所がないと感じているような若者を、大人や社会につなぐ仕事をしている。この本は、かつて月のうち25日は渋谷の盛り場で過ごしていたという著者が、一人の大人との出会いで立ち直るきっかけをつかみ、現在のような生…

浅田次郎著『天切り松闇がたり 闇の花道』は、絶滅したかもしれない粋でいなせな闇の世界の物語【写真を追加】

『黒書院の六兵衛』以来の浅田次郎さんの作品。『黒書院・・・』を読んだのはほんのちょっと前のような気がするけれど、読書記録を見てみると昨年の6月だったので、約1年ぶりだ。あちらは比較的最近の作品だったが、この『天切り松闇がたり』は20年ほど前に…

武田花さんの猫写真集『猫・陽のあたる場所』

武田花さんは武田泰淳・百合子ご夫妻のお嬢さん。お嬢さんと言っても私と同じ1951年生まれなので、はや前期高齢者に入れられるお年であるが。まあ、何歳になろうとお嬢さんはお嬢さんである。 『猫・陽のあたる場所』は、その花さんがまだ三十代の頃に出版さ…

歴史上の人物に魅力的な肉付け『書楼弔堂 炎昼』京極夏彦著

この作品はシリーズ物で、この前に『破曉』という作品があるらしい。ならば、このあと夜を副題にした第三巻が出るのだろうが、『破曉』から『炎昼』まで3年間あるので、次巻の出版は2019年あたりになるのだろうか。 実は私は先の作品を読んでいないのだけれ…

申京淑(シン・ギョンスク)著『母をお願い』は、絶滅ちかい「おふくろ」の物語

「この小説のなかには私と、私の母親がいる。あなたと、あなたの母親がいる。そうして私たちは母というものの、途方もない大きさを、恐怖にも似た畏敬を持ってあらためて知るのである。」この本の帯に書かれた角田光代さんの言葉である。 この物語に描かれて…

映画『ムーンライト』と嬉しい到来物ラッシュ

SPYBOYさんの素晴らしい映画評に魅せられて、遅ればせではあるけれども、『ムーンライト』を鑑賞してきた。 あらすじやこの映画をめぐる制作陣の話とブラッド・ピットの男前すぎるエピソードなどは、ぜひ素敵なSPYBOYさんのブログでお読みいただきたい。 d.h…

女の生き方を考えさせる『笹の舟で海をわたる』角田光代著

男性の影の薄い物語である。主人公左織の夫、その弟、主人公の息子・・・と、男性登場人物も決して少ないわけではないのだが、なぜかみな存在感が薄い。 主人公左織は大学で文学を教える夫のもと、専業主婦として六十代まで生きて来た。義妹の風美子と、寡婦に…

『海賊女王 上・下』皆川博子著は400年後もめったにいないハンサムウーマン!

若い頃の読書ではむしろ翻訳物を好んで読んだけれど、近頃は一晩寝ると昨日までの筋や登場人物を忘れることもあり、カタカナの名前は覚えるのがなお大変ということもあり、外国が舞台の作品は敬遠気味だ。 それなのに、この作品は、そもそも上下巻がそれぞれ…

『カズサビーチ』山本一力著は、ペリーより先に日本に来たアメリカ人船長の話

山本一力さんと言えば時代物と思っていたので、市民館の新刊コーナーでこの本を見つけた時、「えっ、山本さんが現代物?珍しい」と思い手に取った。パラパラと中を見ると、やはり江戸時代のお話だったが、面白そうだったので借りることにした。 山本氏は、平…

こんな映画が見たかった!『ラ・ラ・ランド』

この間『スノーデン』を見た時の予告編で『ラ・ラ・ランド』を目にし、これは絶対見よう!と心に決めていた。どんなストーリーなのかも知らないまま、2月24日と封切り日をしっかり頭に刻み、初日に見ようと決めていた。 昨日の金曜日はコスモス会の日なので…

不思議な読書空間『焼野まで』村田喜代子著

朝日新聞の連載小説『人を見たら蛙になれ』で知ってから、何冊かこの著者の作品を読んだ。今まで、はずれはない。前回読んだのは『屋根屋』だったと思うが、これが夢と恋のファンタジックな話だったのに対して、今回の『焼野まで』は全編に死が漂っている話…

残酷で美しい物語『蝶』皆川博子著

書評などで「美しい文章」と評されているのに惹かれて読んでみると、案外に美しげな表現が多いだけで、自己陶酔的傾向の強さに辟易して、我儘な私は往々にして読み通すことができなかったりする。 けれども、この『蝶』は本当に美しい文章だと思った。美しげ…

映画『ザ・トゥルー・コスト』を見て考えるファストファッションの真の代償

先週、友人に誘われて、先日『日本の青空』を見に行った田原市のMEGURIYAさんにまた映画を見に出かけた。今回は『ザ・トゥルー・コスト』という服飾業界の裏側を追ったドキュメンタリーだ。 映画は美しいモデルたちが、ファッションショーでランウェイを颯爽…

『象は忘れない』柳広司著

東京電力福島第一原子力発電所が制御不能となった「あの日」以来、著者が目にした様々な形のテキストをもとに書かれた作品だ。巻末に掲載されている、日本語で書かれた主な参考資料・文献は65に及ぶ。 内容は、能の演目からとったタイトルを付けた5つの短篇…

これは絶対『竜の柩』も読まなくちゃ!『霊の柩』高橋克彦著

先週、最後のコグニサイズ教室のため訪れた市民館で、帰りに図書室に寄ったところ、高橋克彦さんの本を見つけた。 以前やっていた音訳ボランティアで、点字図書館から『火怨』という作品をあてがわれて、初めてこの方の作品に触れた。大和朝廷と東北の蝦夷と…

マッチョな人、マッチョな国は、「いちばん!」が好き?映画『スノーデン』を見た

先週、金曜スタンディングのあとミーティングがあり、その時にメンバーの一人が映画『スノーデン』がとても面白かったと話していた。『沈黙』を見たいと思っているという人が何人かいて、私もそう思いながら、3時間はちょっと長いなあ・・・と躊躇している。 …

フェルディナンド・フォン・シーラッハの『テロ』を読んで考える

昨年7月出版の作品。刑事事件の弁護士として活躍するかたわら、『犯罪』『罪悪』『禁忌』などの小説を発表してきた著者の初の戯曲作品だ。 刊行直後から本国ドイツでは本書をめぐって大激論が巻き起こり、ドイツ語圏の30か所以上の劇場で上演され、日本でも…

憲法の誕生を描いた『日本の青空』上映会に参加

友人の車に同乗させてもらって、田原市のマクロビオティックの料理教室などをなさっているMEGURIYAさんでの『日本の青空』上映会に参加した。 出版社の派遣社員である沙也可(田丸麻紀)は、憲法制定60周年の特集に企画を提案するよう上司に言われ、ここで頑…

佐和隆光著『経済学のすすめ』は怒りと祈りの書

hatehei666さんが紹介していらした『経済学のすすめ』を読んだ。この本の内容をひと言でいえば、「人文社会系の知を排斥する国家は、おのずから全体主義国家に成り果てる」ということではないだろうかと思う。 2004年度に国立大学が法人化されてから、「中期…

もうすでに「うす茶色の朝」になっていて、今更ですが『茶色の朝』フランク・パヴロフ著

先日我が家にスタンディングのメンバー何人かが集まって、駅前で立つ以外のそれぞれの活動や今後について話し合った。その時に仲間の一人が持って来てくれたのがこの本だった。もう10年以上前に出版されたものだが、私は浅学寡聞にして知らなかった。 陽の光…

樹木希林さん主演の『あん』を鑑賞

公開時、見たいと思いながら例によって我が町豊橋では公開がなく見られなかった映画『あん』。今回スロータウン映画祭(公式サイト:とよはしまちなかスロータウン映画祭2016)で上映作品に取り上げられた。 今年で15回目になるこの映画祭、毎年なかなか作品…

怒りも新た『アポロンの嘲笑』中山七里著

年末から読み始め、元日に読了した。 〈東日本大震災後の混乱の中で起きた一件の殺人事件。被疑者の邦彦、被害者の純一はともに原発作業員、同僚で親友です。移送中に逃走した邦彦は、命がけである場所を目指します。逃げる者、追う者。極限状態に置かれた人…

最初から最後まで泣きます『きみ去りしのち』重松清著

お忙しい方々からは、クリスマスや年の瀬を控えたこの時期に、まだ読書感想文を書いているなんて!と顰蹙を買いそうな気がする。孫が高校受験生なので、「ちっとも勉強はしてないけどいちおう今回の帰省は中止します」と長男から連絡があった。次男は年末年…

静かに胸をひたす感動『ナミヤ雑貨店の奇蹟』東野圭吾著

今年7冊目の東野圭吾さんの本。期待が大きすぎたのか、今までの6冊はいま一つの感が否めなかったが、今回の作品は大あたりだった。 第一章 回答は牛乳箱に 第二章 夜更けにハーモニカを 第三章 シビックで朝まで 第四章 黙禱はビートルズで 第五章 空の上…

現状を揶揄してる?『夜の国のクーパー』伊坂幸太郎著

物語の視点は移り変わるが、主人公は灰色の猫トムだろうか。そしてなぜかそのトムと言葉が交わせてしまったばかりに、妻に浮気された失意を釣りで紛らわそうとして、遭難してしまった不運な公務員の男が巻き込まれる冒険譚。 この作品が書かれたのは2012年だ…

やっと見られました!『この世界の片隅に』

大手の制作でなくても、ヒロインの声優がプロダクションともめて嫌がらせに合っていても、良いものは良いと評価され、世間の大人気に押されて、急遽、豊橋で一つだけの(でもスクリーン数は18)映画館でも上映されることになったようだ。巷でもネットでも話…

涙が止まらない!『田舎のパン屋が見つけた腐る経済』

市民館に5月にリクエストを出した。先月、忘れられているんじゃないかと問い合わせたら、中央図書館に聞いてくれて、「あと3人だそうです」と返事をもらった。そうしてリクエストから7か月目、やっと今日手にして、一気に読んだ。引き込まれてしまった。 …

志の輔さんの落語を楽しむ

眼科二度目の受診で、「緑内障の兆候はありません」とのことでホッとした。けれどもその一方で少々納得のいかない思いが頭をもたげる。本当に最初の検査だけでは分からなかったのだろうか。なんとなく無料の検診と言いながら、初めから「再検査ありきの3300…

人は、人生は、なんて切ない!でもだから愛おしい・・・坂口健太郎くんの舞台『かもめ』を見る

本当に見たい舞台を自分でチケットを取ってみる方がいい、と思って演劇鑑賞会をやめたのだけれど、劇場の会員専用の発売日も一般の発売日も、ネットはログインすることすらできず、気が付けば今年はまだ一度も舞台を見ていなかった。 人気者ぞろいで、やはり…

菅ちゃんの『京大少年』やっぱ、ええ子や!

こうみえて(どうみえて?)お笑いが好きだ。テレビで芸人さんが芸を披露する番組があまりなくなって、残念に思っている。 先日市民館の図書室で『京大少年』を見つけたので、もう即行で借りてしまった。ご存じない方もいらっしゃるかもしれないので説明する…

そばにおきたい美しい本『詩ふたつ』長田弘,グスタフ・クリムト

図書館で借りたのだけれど、これはぜひそばに置きたくなるとてもとても美しい本である。 浅学にして、クリムトと言えば金箔を使った華やかな作品しか知らなかった。けれども、この本に収録されているのはまるで違う。こんなにも柔らかでやさしい風景を描いて…

戦争の醜さを改めて知る、『三たびの海峡』帚木蓬生著

著者が「日本人が書いておくべき義務がある」として書いたというこの作品を、「日本人として読んでおく義務がある」と思い読んだ。 主人公十七歳の河時根(ハーシグン)は、徴用を受けた高齢で病身でもある父に代わるため、年齢を十八と偽って炭鉱労働者とし…

『分断社会・日本―なぜ私たちは引き裂かれるのか』

先日のNHKスペシャル「マネーワールド 資本主義の未来」にも出演していらした井手英策氏が、松沢裕作氏と出された 『分断社会・日本―なぜ私たちは引き裂かれるのか』を読んだ。この本を知ったのはSPYBOYさんのブログだったのだけれど、いつも利用する市民…

こうして冤罪は作られる『死亡推定時刻』朔立木著 【追記あり】

ゑぽむさん(id:EPOM)が薦めていらした、朔立木さんの作品を読んだ。この方は 性別を含めほとんどプロフィールが明かされていないらしいが、実は現役の法律家で、業界では知る人ぞ知る人物なのだとか。そんなミステリアスさも興味を引く。 なり上がりの資産…

こういう選択肢もあったのか『くうねるところ すむところ』平安寿子著

落語の話ではない。ちょっとだけ隠し味にはなっているけど。 職場の上司との不倫に疲れ、仕事もうまくいかず、30歳にして人生どん詰まりの梨央は弱小就職情報誌の副編集長。やけ酒で酔っ払って建築現場の足場によじ登ったはいいが、気が付けば足がすくんで…

誠実に生きる『二人静』盛田隆二著

『沈まぬ太陽』に続いて、またまた分厚い上下二巻本の『女系家族』を読んだ。同じく山崎豊子さんの作品で、大阪の老舗木綿問屋を舞台に、遺産相続をめぐって、相続人の三姉妹に妾や大番頭や周辺の人物がからむ、欲得の渦巻く物語だ。 そんな金や権力の亡者た…

日航は沈んだけれど『沈まぬ太陽』山崎豊子著

多くの方が「今頃?」とお思いかもしれない。けれども、なぜか私は山崎豊子さんの作品を手にしたことがなく、この作品が初体験。映画やドラマもほとんど見ていない。唐沢寿明さん主演版のドラマ『白い巨塔』をかなり遅れてウェブサイト上の動画で見たのと、…

これが新時代の情報戦、『情報参謀』を読んだ

この間SPYBOYさんが薦めていらした、小口日出彦氏の本『情報参謀』を読んだ。 d.hatena.ne.jp 小口氏のチームは、テレビ、インターネットのメタデータを集計分析し、政党や政治に対する国民の意識から社会の関心など、政治家に必要な情報を忙しい議員諸氏の…

現代と変わらぬ紫式部の嘆き『散華』杉本苑子著

杉本苑子著の『散華ー紫式部の生涯ー』上下2巻、900ページ弱を読み終えた。毎週コグニサイズ教室で利用している市民館の図書室でこの本を見つけた時、とても興味が湧いたのだけれど、読み進むのに少し骨が折れるかと敬遠していた。ところが、このところ軽い…

『天の梯』-みをつくし料理帖完結編ー高田郁著

うっかりしていた。『みをつくし料理帖』の最終巻がもう出ているはず・・・と調べたら、なんと、もう2年も前に出版されていた。前回読んでからもうそんなになるのかと、時の流れの速さに驚く。 熱烈なファンの方々にすれば「何をいまごろ寝ぼけたことを・・・」と…

『平和通りと名付けられた街を歩いて』目取真俊初期短篇集

この前のばななさんの『なんくるない』が「観光客の書いた」沖縄の話だったので、「生活者の書いた」沖縄の話をと思い手にした。 やはり相当趣は異なっている。 30ページ前後の作品3篇と、80ページ前後の作品2篇とでなる短篇集だ。ちょっと気持ち悪くて苦…

いろいろなものに慰められながら

落ち込んでから一週間余、日々いろいろなものに慰められながら過ごしています。まずは、皆様からのコメントに心から感謝申し上げます。あらためて、この場所が私にとって大切な場所だと確認しています。 昨日は以前から申し込んでいた地区の市民館主催の「ほ…

なんとも愛らしい小動物!『ブラフマンの埋葬』小川洋子著

『プラチナデータ』のあとも、東野圭吾さん(『流星の絆』)と宮部みゆきさん(『過ぎ去りし王国の城』)の、ティーンエイジャー向けのライトノベルだったのかな?と思うような作品を続けて読んでしまったこともあり、今回の『ブラフマンの埋葬』では久しぶ…

ありそうな近未来に鳥肌『プラチナデータ』東野圭吾著【追記アリ】

少し前に嵐の二宮君主演で映画化されたようなので、ストーリーはご存知の方が多いかもしれない。テーマは国民のDNAをすべて登録してデータベース化し、犯罪捜査に使うというものだ。 単に現場に残された証拠物件と容疑者とのDNAを分析するのではなく、…

人生が楽しくなる!『住み開き』アサダワタル著

自宅の一部を、カフェやギャラリー、イベントスペースなどとして地域に開く提案と、各地の実践例を紹介した本。著者は1979年生まれの「日常編集家」という不思議な肩書の若者だ。 駅前のスタンディングや集会&パレードなどの今までの活動に限界を感じて、次…

『滴り落ちる時計たちの波紋』から『最後の変身』平野啓一郎著

平野さんの作品を初めて読んだ。非常に若くして芥川賞を受賞した方と記憶している。ほんの少し前のことと思うのだが、現在はすでに40歳を過ぎている。この『滴り・・・』は2004年の発行なので、著者30歳くらいの作品か。かなり老成した作家が書いたのではないか…

『不思議なクニの憲法』上映会とコグニサイズ教室

松井久子監督の映画『不思議なクニの憲法』の上映会。ほんの半月前、地元の大学で「選挙に行こう」のスタンディングアピールを実施した日に「若い仲間からやりませんかって声が出ているんだけど、一緒にやりますか?」とメンバーの一人から話が出て、なんだ…