よんばば つれづれ

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またしても追い出されたランチ会

時々書いている、昔の職場の若い友人たち。今年もまた声を掛けてくれて、ランチ会をセッティングしてくれた。ブログを読んでくれていて私の脚が悪いことも知っているので、私の家と目的のレストランとは反対方向なのに、家まで車で迎えに来てくれた。

 

去年は8月に会っていたので、およそ1年ぶりだ。

 

yonnbaba.hatenablog.com

 

いつもこのランチ会の世話をしてくれるHさんが、なんと二人目のお子さんと11年の時をあけて、三人目を授かったという嬉しいニュースが聞けた。ずっと、三人目を欲しいと言っていたのだけれど、何度も流産してしまっていたことを知っているので、私もとても嬉しい。本人は年齢を気にしてしきりに恥ずかしがっていたが、新しい命を授かったことは本当に素晴らしいことで、ぜひ元気な赤ちゃんを産んで欲しい。

 

そんなわけで、思いがけないおめでたい話や、それぞれのお子さんたちの成長ぶり、そして古巣の職場のようすなどの話で盛り上がり、12時半過ぎに到着して、気づけば4時ころまで話し込んでいた。「そろそろ夜の営業の準備をしますので・・・」と、去年に続いて今回も追い出されてしまった。このまま放っておいたらディナーの時間まで占拠されかねないと、お店の方は青くなっていらしたことだろう。申し訳ないことをした。

 

帰りはもう一人のSさんの方が、彼女も帰る方向は反対なのだけれど、ちょうど近くに用事があるからと私を家まで送ってくれた。若い友人たちに心配してもらって、久しぶりに楽しい気晴らしの時間が持てた。

 

今日のランチは、おしゃべりに夢中で写真を撮り忘れた。これは昨日、整形外科に行った帰りに一人で寄ったレストランのランチ。

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こちらは今日行った「グリルヒネもス」さんの入り口(お店のホームページより)

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「当日は私服でおいで下さい」って?

いつも拝読している神永曉先生の「日本語、どうでしょう」で、「私服」ってどんな服?として取り上げていた。 

 

japanknowledge.com

 

えっ?「平服」でなく「私服」で?そんな言葉遣いをするのだろうかと思い検索を掛けてみると、たくさんヒットした。おもに就職活動の面接の説明の場面で使われているようだ。全然知らなかった。

 

「みんなおんなじ」になってしまうリクルートスーツでなく、その人らしさの表れた服装をしてほしいという意図だろうか。それにしてもなんだかスッキリしない表現だ。私だったら、こんな言葉遣いをする企業の試験を受けるのは心配になってしまうが、いまどきの就活生たちは抵抗を感じないのだろうか。

 

そして検索にヒットした中に、「『私服でお越し下さい』と案内状には書いてあるのに
たまにスーツで来る馬鹿がいます。」という企業側の人の文章もあって、あまのじゃくな私は、スーツだってその人の私服でしょ、なぜ馬鹿呼ばわりされなきゃいけないの?と思ってしまった。

 

安倍首相も随分日本語の定義を変えてしまったけれど、いまや「私服」の定義も変わりつつあるのかも知れない。日本人が日本語で話しても、思いを伝えるというのは案外に難しいことではあるが、そもそも言葉の定義自体が違ってしまっては話が通じるわけがない。

 

天下の大企業からのDMの文章でも、テレビのコマーシャルの言葉でも、すっかりいい加減になってしまって久しい。採用担当者がこのような案内を学生に出し、新人教育に時間も経費もかけていられないうえに、そもそもちゃんと指導できる先輩や上司もいないのだから、どんどん仕事の場の言葉が崩れていくのも当然だ。

 

 

そして、言葉の定義以上に気になっていること。何年か前から、NHKのニュースの字幕で、助詞を省くことが多くなった(字数が足りないならまだしも、十分余裕のある時でさえ)。それと前後するように、言葉をなりわいとしているはずの人たちでさえ、助詞をおろそかにするようになった。いつの時代にもある、若者の特殊な造語や新語より、助詞の乱れは日本語の深刻な問題のように思う。

 

個人情報が紛失しました

大相撲、〇〇場所の番付が発表

〇〇監督の幻の名画が、一夜限りでフィルム上映

このフォーラムで50人が採用

大きさに圧倒、電光掲示

 

これらはおもにNHKニュースでアナウンサーの語った言葉や字幕、ネット上のニュースの見出しだけれど、皆様はひっかかりをお感じになるだろうか。しょっちゅう目にし、耳にしていると慣れてしまうので、もう平気かも知れない・・・。

 

 

助詞のこと、5年前にも書いていました。

yonnbaba.hatenablog.com

 

 

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”猫はしゃべらないから、オカーサンにあげ足をとられなくていいね~”

目にしたのは無慈悲な掲示だったけど・・・

友人のアドバイスや皆様の応援を得て、再度の紹介を頼むべく近所の整形外科に出かけた。いつも恐縮しながらお願いする近距離なので、今日はタクシーをやめ、思い切って歩いて行ってみることにした。涼しいし、幸い雨も上がっていた。

 

家の中にいる分には分からなかったけれど、外を歩きだしてみると、今までより楽になっていることに気付いた。一昨日いただいた新しい薬が合っているのだろうか。歩き始めは良くても、すぐに痛みが強くなってつらくなったのに、医院までの通常12、3分の道のりを、今日は25分かかったものの、最後までそれ程つらくならずに歩ききることができた。

 

ところが、たどり着いた医院の玄関で、私の目に飛び込んできたのはこの貼り紙。

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ああ、無情!

 

そんな訳で、座ることもできないまま即Uターンで帰る羽目になったが、以前のように途中で立ち止まって休憩をとりたくなることもなく、帰り道もそこそこ苦痛を覚えることなく歩くことができた。さすがに最後の100メートルほどはつらくなり、うっすら汗もかいてしまったが、それでもこの体験は最近の私にしては上出来で、自信のつく思いだった。

 

このぶんなら、手紙の投函もできそうだし、ヘアーカットにも行けそうだ。ちょっと、嬉しい・・・。

心にしみる思いやり

今朝、珍しく8時過ぎに携帯電話が鳴った。スタンディングの活動で出会った友人が、昨日の受診の結果を聞いてきた。この友人はほとんどインターネットを利用しない。だから私のブログも読んではいない。でも、前に電話をくれた時に私が告げた受診の日にちを覚えていて、気にかけてくれていたようだ。

 

それだけでも嬉しかったのに、8か月待ちのことを伝えると、彼女はいまのつらい生活をそんなに続けるのは大変だろうから、二、三、つてを頼りにほかの病院の様子を聞いてあげると言う。今は退職しているが、彼女も医療関係の職場にいた。

 

どこでもすぐできるところはないだろうが、もう少し待つ期間を短縮できるかもしれない。似たりよったりで最終的に今の病院で受けることになっても、努力した結果それしかないというほうが納得がいくじゃないと言ってくれたので、ありがたく好意に甘えることにした。

 

実は私もあまりに気が遠くなりそうな期間なので、再度かかりつけの整形外科に行って、さらなる紹介をお願いしてみようかとも考えていた。とび込みであちこち受診するのは、時間や体力的な負担を思うととてもできない。ある程度、期間短縮の見込みがたっていれば頑張ることもできるけれど。まずは友人からの朗報を待ち、それでだめならかかりつけ医に相談してみることにしよう。

 

昨日は民生委員の仲間の一人が電話をくれて、会長さんに提出する書類があれば一緒に持って行くからと言ってくれた。敬老のプレゼント品配布の報告用紙だ。幸い今年は私の担当地区に該当者がいなかったので書類もなかったのだけれど、温かい配慮がありがたく、心にしみた。

 

ブログ仲間の皆様からもたくさんご心配のコメントなどをいただき、本当に嬉しく有難く思っている。でも、こうして多くの方にご心配いただく日々が長引くかと思うと、とても申し訳ない気持ちになる。

 

昨日新しい薬をいただき、最初の一週間一錠で様子を見て、副作用などが問題ないようなら、そのあと倍量を服用するようにしましょうということだった。それで、せめて10分くらいのところまでなら気にせず出かけられる程度の痛みになればいいけれど、それにしても、それだけの薬を8か月飲み続けるというのもなんだか恐ろしいような気もする・・・。

 

 

いま痛みなく日々をお暮らしの皆様、その幸せをどうぞお大切に。

 

 

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昨日病院で大半を読んでしまった東野さんの本。

時効寸前の、15年前の殺人事件の謎を絡ませた不倫話。集中の難しい病院での待ち時間の読書でも、気にならない程度の作品と感じた。

 

 

 

 

8か月待ちの手術!

1か月たって、整形外科の先生が予約してくれた市民病院の受診の日がやっとやって来た。予約時刻は11時半だけれど、画像資料(CD)を持参の場合は、閲覧準備に60分前後かかるので、予約時間より早めに来るようにとの説明が予約票にあったので、10時にタクシーに来てもらって出かけた。

 

予約時刻より1時間以上遅れて、やっと担当の先生に診ていただくことができた。レントゲン撮影をして、その画像を見ながら再び問診。手術は1回して終わりというものではないので、時期を自分で選ぶことができる、それまで別な方法でしのぐことも・・・という説明があったが、とても今の状態では普通の生活がおくれないので手術を受ける決心をしている旨を伝えると、なんと手術は、一番早くて5月だとのことだった!

 

もしかしたら年内は無理かなとは思っていたが、まさか8か月もかかるとは想像だにしなかった。今の緊急避難的生活をまだ8か月も続けなくてはいけないなんて・・・。

 

会計まですべてを終えると2時になっていた。薬は外部の調剤薬局に行かなければならないので、まずは腹ごしらえをと、2階のレストランへ。「週替わりランチ」を頼むと、2時を回っているのでランチは終了したと言う。私があまりに落胆した顔をしたのか、メニューを見て選び直していると、ウエイトレスさんは厨房に問い合わせに行き、「ちょうど一人前あるのでいいです、今回だけ特別です。」と言ってくれた。

 

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ということで、今回だけ特別、の週替わりランチ(大したものではありませんね)。

 

広い駐車場を横断して通りの向かいの薬局に行って鎮痛剤をいただき、また病院入り口のタクシー乗り場まで戻るのも嫌だったので、薬局でタクシーを呼び帰ってきた。朝10時に家を出て、帰宅したのは午後4時近かった。これだから大きな病院は・・・。

 

呼ばれたり自分の番号が表示されるのを気にしたりで、みっちり読めたわけではないのに、持参した東野圭吾さんの本を三分の二ほど読んでしまった。

 

 

それにしても、長い長い8か月になりそうだ。

レコーディング・ダイエット実施中

貧乏性の私を、体が勝手に忖度しているわけでもあるまいが、私の体は非常に燃費が良い。車ならまさに経済的大衆車だ。なのに食いしん坊なので、気を許すとすぐ太ってしまう。

 

先月の中ごろから、ほとんど家の中ばかりという生活なので、かなり注意していても体重が微増を始めた。増えると気を付けてちょっと間食を減らす。で、体重が減るとつい気が緩むらしく、そんなに食べたつもりはないのに、翌日あたりにはまた元の木阿弥になっている。

 

そこで、レコーディング・ダイエットを始めた。基礎代謝の落ちる四十代の初め、離婚して精神的に楽になったのと相まって、かなりふっくらしてしまった。これではいけないと一念発起し、生まれて初めて真剣にダイエット取り組んだことは、確か以前にも書いた。その時に行ったのが、このレコーディング・ダイエット有酸素運動だった。

 

今回は運動は無理なので、レコーディングつまり摂取食品の記録のみだ。四十代の時には一日の摂取カロリーの目安は1500キロカロリーだったが、六十代後半でしかもほとんど運動量のない今は、基礎代謝量にほんのちょっぴりおまけをつけた1200キロカロリーくらいを目標にしている。食べられる量はかなり限られるので、栄養バランスには注意しないといけない。

 

以前行った時、ダイエット指導の本でこの方法を読み、食べたものを記録するだけで痩せられるの?と半信半疑だったけれど、細かなカロリー計算までせずとも、確かに食べたものをきちんと文字にするだけで違うものである。始めてから約二週間、多少の増減はあるがこのところ微減を続け、当初より1キロちょっと減っている。

 

 

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ダイエットの話をすれば、どうしても避けられないドリームのタヌキ腹。太りすぎて床にこするため、お腹の毛が擦り切れてしまった。傷になってジュクジュクして、治すのに苦労したっけ・・・。(パンツを履かせた話は何度も書いた)

遅ればせながらの備え

一人の時にはなるようになるさと呑気に構えていたのだけれど、母が同居するようになってやはり心配になり、非常持ち出し袋を購入した。医者通いのために買った猫のバスケットは一つしかなく、非常時に2匹の猫を連れ出すことができるのか、ちょっとビクビクしていた(もし連れ出せたとしても、そのあとにも問題があるのだが)。

 

今はそうした責任からも解放され、再び防災意識は低下していたが、最近の連続する災害に、ひと思いに終われる保証はないのだし、ズルズルとつらい状況に置かれることを想定する必要もあると思い直した。それで遅ればせではあるが、やっとカセットコンロを購入した。なにせ我が家はテーブル用もIH調理器や電気鍋なので、停電になったら何もできない。

 

カップ麺はお湯がなくても、20分かければ水でも十分食べられるそうだし、いまは温めなくても美味しいというレトルト食品もいろいろ出ている。けれども、非常時に温かい食べ物や飲み物はやはりとても心を慰めてくれるだろうと思う。寒い時なら暖をとることもできる。

 

 

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それで選んだのがこれだ。非常時のカセットコンロについての記事を調べると、安全のために戸外で使用しなければならない場合もあることを考えると、風に強いものが良いとの意見が見られたので、風に強いというこの製品を選択した。軽いうえに、持ち手のついたケースに入っている点も良いと思う。

 

これが届いたのは先週末なのだけれど、今日自由ネコさん(id:gattolibero)が、同じイワタニのシングルバーナーというのを紹介していらっしゃった。これを読んだら、細かなことは意外に決めるのが苦手な私はまた迷ってしまったかも知れない。でも、もう買ってしまったから・・・。

災害時に大活躍するキャンプ・アウトドアグッズその3「シングルバーナー(ガスストーブ)」 - 自由ネコ

 

そして、ちょうどいただいていたカタログギフトにあったこんなものも選んでみた。

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温めずにおいしく食べられる、レトルトお惣菜。普段に使ってもいいし、非常用にしても良い。このごろ、「ローリングストック法」とやらが推奨されている。純粋な非常食ではなく、「普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法」だそうだ。

 

非常食は保存期間がとても長い代わりにちょっと高価なものが多いし、賞味期限を守るために日常に消費するときには、少々味気なかったりする。この「ローリング・・・」だとそういうことが解消される。買い物嫌いの私は、生鮮食品以外はどかっとまとめ買いして、何とか回るうちはあるものを消費することが多かった。だからタイミングによっては、食料品がかなり品薄になる。

 

これからはその悪癖を直し、常にある程度の余裕を持った備蓄を心掛けるようにしたい。手軽なものがあると、ついそれに頼りすぎてしまいそうな恐れは感じるけれども。